■ともかく「安さ」で集客する場合

「閉店セール」 「売りつくし!」 「リニューアルオープン!」
などなど、安さを訴求するコトバがあるが、ポイントは安い理由を明確にすること。

ただ安いというだけでは、今の消費者は反応しないし説得力がない。
注意すること。安さで訴求するのは、最後の手段と心得よ。

■ユーモアや個性を出して、値段で訴求

値段で訴求するときも、個性やユーモアがあると伝わりやすい。
社員をキャラクター化して値段の安さを出す。

「当社山本経理部長が気絶するほどのお値段です」

「『社長! これ以上安くできません!』
『何を言っている。感謝セールなんだから赤字覚悟だ!』」

「仕入れ担当の○○です。仕入れすぎてしまいました。買ってください!」

■セット販売方式

考えるのが面倒、選ぶのが面倒というのは人間の心理
またセット販売は「量の割に安い」というイメージにつながる

「マーケティングを知りたい人は、この5冊を読めば充分です」
「リクルートスーツ5点セット、これで予算オーバーの心配はありません」
「ワンコインモーニングセット サラダ・オムレツ・パン・コーヒー 500円」

■簡単にできることを訴求

「初公開! 簡単に○○できる5つの法則」
(初とか新とか新しい情報は目を引く。新登場!新開発!新説!)

「女性の方もラクラク停められる駐車場」
駐車場のPRをするのは重要。(女性は駐車が苦手。縦列駐車なんてしたくないのだ)
目印になる有名施設を利用する手もある(集客力のある場所のついで)。

■数字を見出しにもってくる場合は、
  なるべく具体的なものにすることを心得よ。

数字はできる限り具体的にする.例えば、100名以上の代わりに113名。
8割の代わりに、82.3%とする。

「体験された方の96.8%が、すごい夜景だと言ってくれます」
「開業以来当店の名物です。すでに21154人の方々がこの味を体験しています。」

■ 「希少性」を出して売るコトバ

「一日50個の限定販売です」
「次回入荷は未定です。お早めにお買い求めください」
「ようやく入荷しました!」

しかし、あまり何度も使うと嫌らしいから、ファンを逃す場合もある。

■ランキング手法

人間はランキングに興味がある。

「今週の売上ベスト10!」
「6週連続売上NO.1! 人気です!」
「もう迷わせません。人気機種ベスト10!」

■読者をパーソナライズする.

「○○旅行ご一行様だけのために、ご用意しました。
通常は扱っていない商品です。是非お買い求めください」

「栄町公園近郊に在住している方だけのお知らせです」

ダイレクトメールなどで「○○様への大切なお知らせです」という
パーソナライズ手法があるが、あまりやりすぎると逆効果

■現在、病気であることを気づかせる。

「まだ高い住宅で損を続けますか?」
「まだ高い○○を、買いつづけますか?」

効果が高いが、最近はよく見かける手法なので、
多用したり、安易に使うと信用をなくすことがある。

特に女性は、怪しいイメージをもつ人もいるので、商品や環境を考えて使うこと。

■使用前・使用後、放ち組み・負け組み等の比較を行う。

「家を買って得する人、損する人」
「どうしてあなたの会社だけ、売上があがらないのか?」
「すでにたくさんのお店が成功のヒントを得ています」

他の人が成功したり、得したりしていることを訴求する。
自分だけ損をしているような心理にさせる。

■お客様の声を利用する

「頭をハンマーで殴られた気がしました」(○○市在住 ○○ ○○様 )
「これほど変わるものなのか・・・」(○○市在住 ○○ ○○様 )
「今までは毎年しもやけに悩まされていました、でもこの家を建ててから・・・」
(○○市在住 水沢様ご一家)

お客さまの声や体験者の声は、とても有効なセールスツールと心得よ。
信頼度や保証が得られるのです。

■ 第三者の信用を利用する

マスコミを利用
「あの『あるある大辞典』で話題になった○○です」
「NHK『プロジェクトX』でも紹介!」

芸能人を使ったもの
「タレントの○○さんの牧場で作ったバターです!」
「女優の○○さんが買っていった○○です」

身内(スタッフ)のコトバ
「店長も一度使ってハマっています」
「アルバイトの明世ちゃんのオススメメニューです」

よくある「店長おすすめ」とかいう既成のPOP(あの指のやつね)では、
本気ですすめているのが伝わらない。逆効果になる。

■消費者の視点でのコトバを使う

「そうだ、京都に行こう」<JR東海の傑作コピー>
一体何人の人がこのコピーで京都に行ったことだろう?

「スポーツカーに乗りたいと思う」<フェアレディ Zのコピー>
もう20年以上前のコピーだが、これも名コピーだった。

「ホテルに救われる」<ブライトンホテルのコピー>
かっこいいし、ホテルの価値を伝える

消費者の視点でコトバを考える。
欲しいと思ったときに、どういうことを思うか?
使ったり、体験したりしたときにどういう感想を口にするか?
そういうことを考えてみる。

■ターゲットに呼びかける。

「週末しか運転しないドライバーの方に」
「ゆったりと温泉を楽しみたい方のプランです」
「今すぐやせたいかた、・・・」
「最近眠れないかた・・・」

この商品はあなたと関係ある商品ですよ、ということを知らせる。
消費者は自分に関係あるものしか反応しないと心得よ。

■ 認知的不協和の見出し

「こういうお客さまは、買わないでください・・・」
「数時間後に迫っています! ホテル○○からのお知らせがあります」
「『ニーズ』を聞くな!・・・」
「顧客満足度をいくら上げても無駄なんです」
「努力に逃げるな!・・・」

人は目の前で「常識」を覆させられると、心理的なバランスが不均衡になってしまう。
そのバランスを元に戻そうとして、手に取ったり、つづきを読んだりする。

■ 顧客は1.2.3.5の予算設定をしている

お花やさんで花束を注文しようとして、「ご予算は?」と聞かれると、
3000円や5000円と言う人はいるけど、4000円とか言う人はあまりいないそうだ。

心理的に切りのいい数字だと言える。

価格戦略を考案するときに、この心理を利用する。