
映画は観るものから「体験」するものになった
映画「ONE PIECE FILM RED」の主役級キャラクターの歌姫「ウタ」が映画の中で歌う楽曲をAdoが歌っている、今、それらの楽曲が軒並みヒットしているんです。映画館はさながらライブ会場みたいになっているらしい。アナと雪の女王のヒット以降だそうです。映画の体験は進化しています。映画×音楽映画×ライブ観て楽しむから体験へ。好きな人たちと一緒に楽しむ!これはその場にいる人達にとってかけがえのないものですよね。そして、そのストーリーは、映画が上映される前から始まっていたんだな。今回の映画は、上映される物語の前のストーリーをテレビアニメシリーズで放映した。これをYouTubeでも無料開放。映画館に行く前からキャラクターに触れるきっかけをつくっているSNSでは、キャラクターのウタがライバーとして、YouTubeでライブ配信をしていた。各SNSでダンスや歌が拡散していく仕掛けづくりを緻密に計画して、大がかりにやっていたんだな。ここまで大がかりなことはなかなかできなくても、僕たちもここから気づくことがある。SNSの力、動画の力、ライブの力を最大限に活用して、ファンと一緒に楽しんでいる。そういうことだよな。ヒントはいっぱいあるよね。