エクスマ思考

SNSマーケティング

SNSのいいところ 拍手がすぐに返ってくること

SNSのいいところは、拍手がすぐに返ってくることだと思う。リアルの世界では、誰かに何かをしても、その反応が返ってくるまでに時間がかかることが多い。感謝の言葉や評価は、数日後、あるいは数週間後に届くかもしれません。でもSNSは違います。投稿した瞬間から「いいね」やコメントといった形で、すぐに反応が返ってきます。これは、とても励みになります。
SNSマーケティング

SNSマーケティング 「縁日感覚」でやるとうまくいく

SNSをやっていると、いつも思うんです。これって「縁日」だなあって。ほら、夏祭りの夜に、神社の境内で提灯がゆらゆら光って、屋台がずらりと並んでる。たこ焼き、金魚すくい、射的、りんご飴。どれも特別なものじゃない。普段の生活の中でも手に入るものばかりです。でも、縁日で買うとなんだか楽しい。あの雰囲気の中で食べるから、りんご飴はごちそうだし、たこ焼きも三倍くらいおいしい。金魚すくいなんて、持って帰った後に困るのに、やりたくなる。SNSの投稿って、あれと同じなんです。「情報」だけなら検索すれば出てくる。でも、縁日のたこ焼きのように、そこで誰かと一緒に楽しむ雰囲気があるから特別に感じる。投稿そのものよりも、その場の空気や、発信している人の世界観。人とのやり取りが楽しい。
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関係性をつくるのは味噌を仕込むのに似ている

以前、長野県の山あいの、味噌を作って販売している会社に行ったことがあります。大きな味噌蔵に案内されて、仕込んでいるのを見せてもらったんです。その時感じたこと。「関係性をつくるのは、味噌を仕込むのに似ている」って。味噌は、大豆を煮て、つぶして、麹と塩を混ぜ、樽に仕込みます。ここまでの作業は数時間で終わりますが、本当の勝負はそのあとです。涼しい場所に置いて、ゆっくり発酵を待つ。数か月、時には一年以上。3年寝かせる味噌もあります。この時間が、美味しい味噌をつくるんですね。人との関係も同じです。
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SNSの運用が残念なところは 肉しか出さないバーベキューみたい

SNSの発信が「売り込み」だけになってしまうのは、バーベキューで肉しか出さないようなものです。もちろん、バーベキューの主役は肉です。ジュウジュウ焼ける音や香ばしい匂いは、人をワクワクさせます。でも、肉だけが延々と出てきたらどうでしょう。口の中は脂でいっぱいになり、箸も進まなくなります。美味しいバーベキューには、野菜の甘みや、おにぎりのほっとする味、最後のデザートが欠かせません。それがあるからこそ、肉の美味しさも引き立ち、食事全体が満足感に包まれるのです。SNSでも同じことが言えます。
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SNSは畑に似ている 楽しんでお世話しよう

SNSは、畑とよく似ていると思うのです。畑は、種をまいたらすぐに収穫できるわけではありません。土を耕し、水をやり、日光を浴びせ、雑草を抜く・・・そんな日々の世話が必要です。やがて芽が出て、花が咲き、実をつける。そのとき初めて、収穫の喜びを味わえます。SNSも同じです。
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体験や関係性のない広告の末路 香水だけのデートは失敗する

香水だけのデート。記憶に残ったのは、その香りだけ。待ち合わせのとき、ふわっと良い香りが漂えば、相手は思わず振り向きます。第一印象としては、とても効果的。でも、香水の香りがどんなに素敵でも、それだけではデートは成り立ちません。食事をしても会話が弾まない。相手のことを聞こうとしない。自分のことばかり話す。そんな時間が続けば、次のデートはないですよね。広告も同じです。
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SNSマーケティングの秘訣は「個を出す」こと ラーメンの隠し味のようにね

ラーメンはみんな「個性的」「個を出す」というのは、ラーメン屋の隠し味みたいなものです。スープの味や麺の硬さ、具材の種類──もちろん基本のレシピは大事です。でも、「あの店のラーメンが好き」と思わせるのは、ほんの少しの隠し味だったりします。たとえば、チャーシューの煮込み方が独特だったり、スープに柑橘の香りを忍ばせていたり。食べる人は「なんだろう、他とちょっと違うな」と感じるけれど、それが何かは説明できない。その“ちょっと違う”が、その店らしさをつくります。
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安売りするな!「価値」を売れ! 値引きはカップラーメンのお湯みたいなもの 

値引きは、カップラーメンのお湯みたいなものです。お湯を注げば、すぐに熱くなって食べられるようになります。でも、その熱さは長くは続きません。しばらく放っておけば、すぐにぬるくなってしまう。セールが終われば、また元の客足に戻ることがほとんどです。お湯が冷めたカップラーメンのように、魅力は急速に薄れてしまいます。さらに、値引きを繰り返すと、お客さんは「次も安くなるまで待とう」と考えるようになります。
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KPIとかを必達にしていると お客さんを数字でしか見なくなる(…懸念があるよね)

ビジネスの現場でも、数字は欠かせません。「今月の売上◯万円」「リピート率△%」「顧客単価××円」数字は現状を把握するための道具です。でも、それだけを見て「お客さんを理解した」と思ってしまうのは危険です。地図だけを見て、旅のすべてを知った気になるのと同じ。地図には、風の匂いや街角の音、地元の人の笑顔は描かれていません。
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SNSは焚き火みたいなもの

SNSは焚き火みたいなものだと思います。最初に火をつけたときは、パチパチと音を立て、オレンジ色の炎が勢いよく立ち上がります。見ている人は「おっ」と足を止め、その温かさに近寄ってきます。でも、どんなにきれいな炎でも、放っておけばあっという間に小さくなり、やがて灰だけが残ります。人との関係性も同じです。一度つながったからといって、何もせずにいると、その温もりは少しずつ失われていきます。