エクスマ思考

ビジネスとアート思考:【第15話】クリストの『梱包された風景』に見る、目に見えない「本質」と出会う力

「世の中にとんでもないことを考えるやつがいるな」高校生の頃、ある画集を見て「世の中にとんでもないことを考えるやつがいるな」と強い衝撃を受けたアーティストがいます。現代美術家のクリストです。彼がやったことといえば、オーストラリアの海岸を布で丸...
SNSマーケティング

知ることは愛することの始まり

「知ることは、愛することの始まり」僕は、この言葉がとても好きなんです。フランスの作家マルセル・プルーストや、ドイツの詩人ゲーテ、ルネサンスの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチなども、知ることと愛することの関係について、さまざまな言葉を残しています。考えてみたら、当たり前のことですよね。知らない人を、いきなり好きになることって、なかなかない。もちろん、一目惚れみたいなことはあるかもしれないけど(笑)。でも、本当にその人のことを好きになったり、信頼したりするには、その人のことを知る必要があります。
エクスマ思考

AI時代どっちを選ぶ? 「効率的な孤独」「面倒くさい温もり」

人と関わるのは、けっこう面倒くさい。でも、その面倒くささを避けていたら出会えないものもあります。すぐに分かり合えなくても、話し続ける。違う考え方に驚きながら、相手のことを知っていく。そうやって少しずつ重ねた時間が、心の奥まで温めてくれる関係をつくっていくのだと思います。人と人とのつながりは、効率よく完成するものではありません。仕事でも同じです。商いは、商品とお金をやりとりするだけではない。何度も顔を合わせたり、何気ない話をしたり、相手のことを気にかけたりする中で、ご縁が育っていきます。お客様との関係も、仲間との関係も、家族との関係も、手間をかけながら育てていくものです。
エクスマ思考

AIが答えを出せない「好き」の正体

その「なんとなく」の中に、人間らしさがあるんだと思う。AIは、たくさんのデータをもとに「あなたがこれを好きになる確率」を計算して、好みに合いそうなものを勧めてくれるでしょう。便利だし、思いがけない出会いをつくってくれることもあります。でも、理由のない一目惚れや、説明のつかない直感の震えは、データだけではとらえきれない。それは、これまでの経験や記憶、その日の気分や体調、目の前の空気まで重なって生まれるものだからです。
エクスマ思考

AI時代は特に、「文化」を忘れないようにしたい

AIは、仕事の効率を上げたり、情報を整理したり、経済活動のスピードを大きく変えたりしていくでしょう。その力を使うことは大切です。でも、商人が数字だけを追うようになったら、商いはだんだん味気ないものになってしまう。
SNSマーケティング

AI時代に人間しかできないこと。「共感」も大事だけど、その先にある大切なこと

AIやテクノロジーは、これからも進化していきます。けれど、人が人に差し出せる価値には、表情や声の調子、ちょっとした気づかいから伝わる安心感があります。「ここに来ると、自分のままでいられる」そんな場所や人を、商いの中につくっていく。
SNSマーケティング

フォロワー100万人より、あなたを信頼する1000人。世界のマーケティングが変わり始めた。

SNSでフォロワーを増やすことに、一生懸命になっていないだろうか。「どうしたらフォロワーが1万人になりますか?」「再生回数を増やすには、どうしたらいいですか?」「バズる投稿のコツを教えてください」僕も、そんな質問をよく受けます。もちろん、フォロワーが増えることは悪いことじゃない。再生回数が多いのも、素晴らしいことです。でもね、ちょっと考えてみてほしいんです。フォロワーが増えることが、あなたのビジネスの目的でしたっけ?
AI活用

検索できる知識より、忘れられない記憶を

頭の中にどれだけ知識を詰め込んでいるかは、以前ほど大きな価値ではなくなっていくのかもしれない。覚えていなくても、必要なときに調べればいい。知識は、スマートフォンの向こうにいくらでもある。でも、検索しても見つからないものがある。それは、自分の身体に刻まれた記憶。
エクスマ思考

【2027年1月22日12時-16時】新春エクスマセミナー『毎日、新しい自分がはじまる』

 2027年1月22日(金) 昼12時―16時毎年恒例の「新春エクスマセミナー」をやります。今回は藤村正宏の8年ぶりの新刊本の出版記念セミナーです。参加者さんには新刊本を無料進呈します。 2027年、いよいよAIの知能が人間を追い抜きそうです。でもね、そんな時代に立ち合えるのは、僥倖だと思う。だって『毎日、新しい自分がはじまる』んだから。
アート思考

ビジネスとアート思考:【第14話】気の遠くなるような無数の点で、奇跡の光を描いたスーラ

パリのオルセー美術館やシカゴ美術館で、ジョルジュ・スーラの絵画の前に立つと、誰もがその画面の異様な質感に釘付けになります。代表作『グランド・ジャット島の日曜日の午後』。縦2メートル、横3メートルを超える巨大なキャンバスに描かれているのは、セーヌ川のほとりで思い思いの日曜日を過ごす人々です。木陰でくつろぐ貴婦人、パイプをくわえる男、水浴びをする子ども、芝生を走る犬。全体にはどこか静けさと、永遠に時が止まったような不思議な調和が漂っています。ところが、その絵にグッと顔を近づけてみると――。輪郭線はどこにもありません。なめらかな筆の跡すら見当たらない。あるのは、気の遠くなるような数、何百万、何千万粒という「無数の純粋な色の点」だけです。