エクスマ思考 「PDCAの功罪」プランにはワクワクを!仕事には物語を!
そのプランに、ワクワクはあるか?「PDCA、ちゃんと回してますか?」ビジネスの現場では、もはや呪文のように唱えられるこの言葉。Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)。この4つのプロセスを繰り返して、成長を促す。それが“できるビジネスパーソン”の常識、と言われる時代。たしかに、ロジックとしては完璧だし、組織やチームを効率よく動かすには、有効なフレームワークでもある。でも、最近、こんなふうに思うことがあるんです。「そのP(プラン)、本当にワクワクしてる?」って。たいていの“計画”は、つまらない企業のマーケティング会議に呼ばれると、よく見せられるのが「今期の販促プラン」なる資料です。たとえば、ある化粧品メーカーの社内企画会議。提示されたのは、「季節限定キャンペーン」「ポイント倍増」「インスタでのPR企画」……どれも過去にやって、そこそこ効果があった「安全牌」です。