“誰かのひとこと”が、いちばん届く時がある|それは広告じゃなくて、たぶん愛だ。

どんなに立派な広告よりも、
“誰かのたったひとこと”のほうが、ぐっと心に響くことがあります。

「これ、おいしかった」
「ここ、また行きたいな」
「わたしはこれで救われたんです」

そういう言葉って、特別じゃないのに、なんだか温かくて、
知らない人のことなのに、すっと信じてしまう。

僕は、SNSが好きです。
なぜかっていうと、そういう“ひとこと”が、
あちこちに転がってる場所だからです。

どんな広告より、信じてしまう言葉がある

あるとき、友人がこんな投稿をしていました。

「もう疲れちゃって動けなかった夜、これ飲んだらちょっと落ち着いた。」

リンクも商品名も書いてなかったけど、
僕はすぐにDMして「なにそれ?」って聞きました。

どんな広告より、その投稿が僕の中では最強でした。
なぜって、それは「売ろうとしてない」から。
その人がほんとうに体験して、感じたことだから。

SNSには、そういう“生の言葉”があふれています。
売るためじゃなく、分かち合うためのことば。
その中には、たぶん、愛がある。

美容室の「前髪、最高でした!」

地方にある小さな美容室。
そこのお客さんがInstagramに投稿してたのは、こんな内容。

「前髪、最高でした!3日経ってもまだ自分に似合ってるって思えるの、うれしい!」

それを美容師さんがストーリーズでシェアして、
「うれしいです!実はちょっと攻めたライン入れました」って返してた。

この投稿がきっかけで、フォロワーが爆増したわけじゃない。
でも、近くに住んでる人がそれを見て、
「予約しました!」ってDMしてきたそうです。

いいなと思ったのは、「お客さんの投稿が、次のお客さんを呼んでる」ところ。
それってもう、“広告”じゃなくて、“信頼のリレー”みたいなものですよね。

温泉旅館のおばあちゃんの投稿

北海道のある温泉旅館に泊まったおばあちゃんが、
Xにこんな投稿をしてました。

「70歳をすぎても、朝ごはんが楽しみで目が覚めるなんてね。阿寒湖、ありがとう。」

その投稿を、旅館のアカウントがそっとリポストして、
「お目覚めの一杯、今朝は豆乳でした☀️」と書いてあったんです。

そのやりとりに「行ってみたいなあ」とコメントする人がどんどん出てきて、

広告って、「見て!」って叫ぶものだけど、
こういう投稿は、「届く」んですよね。
しかも、じわ〜っと、静かに。

誰かのひとことが、火を灯す

「バズる投稿を作ろう」
「ハッシュタグを工夫しよう」
そんなことも大事だけど、
いちばん心に残るのは、“誰かの本音”だったりします。

誰かが好きって言ってくれた。
助かったって言ってくれた。
応援してくれた。
そういう言葉って、SNSの中ではとても大きな意味を持ちます。

企業としてできるのは、そういう“愛のこもったひとこと”を、
ちゃんと見つけて、ちゃんと拾って、そっと広げていくこと。

SNSは共感のキャンドルサービス

灯りをつけるのは、いつも「ひとりの誰か」です。
ブランドの声じゃなくて、お客さんの声。
その言葉に光が宿って、次の誰かの心に火がつく。

その火がまた、別の誰かに手渡されて、
気がつけば、広告よりもあたたかい“場”ができている。

SNSって、そんな場所だと思うんです。

誰かのひとこと。
それが届くとき、たしかにそこには“愛”があります。
売ろうとしなくても、伝えようとしなくても、
ただ、ほんとうに「よかった」と思った気持ちが、
ちゃんと人に届くことがある。

だから僕は、そういう声を、もっと大事にしたいと思っています。
そして、そういう声を、ちゃんと聞いて、広げられる人でありたいと思います。

誰かのひとこと”が、いちばん届く時がある。
それは広告じゃなくて、たぶん愛だ。

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北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」
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