
ビジネスの扉は「友達の友達」が開けてくれる ─SNSで広がる、思いがけない出会いとチャンス
僕が最初に本を出したきっかけは意外なところからある日、人生を変えるような電話がかかってきた。「藤村さん、ビジネス書出しませんか?」相手は、親しい友人ではなく「友達の友達」だった。2001年、21世紀が始まった頃、の実話です。そこから僕の最初の著書『「モノ」を売るな!「体験」を売れ!』を書いたのです。こういう現象、社会学では「弱い紐帯(ちゅうたい)の強み」と呼ばれていて、親しい人ではなく“ちょっと遠い人”からこそ、新しい情報やチャンスがやってくると証明されているのです。