もちろんマーケティングでは「ネーミング」は重要

僕はたくさん本を出版してきましたが、ちょっと異色の本があります。
それは「ネーミング」の本です。

売れる!伝わる!ネーミング―「五感に訴える名前」の作り方 (PHPビジネス新書)
＜Amazonのサイト＞

先日、エクスマの上位コースをやっている時に、この本の話題になりました。
オンラインショップの「商品名」を考えることが大事ってことを、アドバイスした。

今の時代、独自の個性があるネーミングが必要です。
そのためには自分視点ではなく、相手の視点に立って考えることです。
商品は特にそうです。

あなたの商品は
どんな体験を提供してくれるのか。
どんないいことがあるのか。
どんな問題を解決してくれるのか。

他にも
なんだか面白いそう。
なんだか楽しそう。

などなどを、ひと目でわかるようなネーミングをすることが必要なんだと思うのです。

僕のこの本の中に「エクスマ的『ネーミング』とは？」という章があります。
これは今でも十分通用する内容です。

こんな感じで書いています。

エクスマ的「ネーミング」とは？

さてさて、いまさら言うまでもないことですが、マーケティングにおいて「ネーミング」っていうのは、とても重要な位置を占めています。
商品のネーミング、会社やお店のネーミング、イベントのネーミング、場所のネーミング、などなど、ビジネスの分野にはネーミングがあふれています。
というか、あらゆるものが「ネーミング」といっても過言ではありません。

どうしてかっていうと、ネーミングっていうのは、売るために必要不可欠なものだからです。
だって名前がなかったら、認識できないし、認識できないものを買おうとは思わないですよねぇ。
マーケティングにおいて、ネーミングが重要だということです。

＜中略＞

エクスマ的「ネーミング」の考え方は、ひとことで言うと

「商品や会社の価値を、正しく伝えること」

そういうことです。
今まで言われていたネーミングの手法とはちょっとちがいます。
でも大丈夫。
カンタンですから。

「どういう体験を提供してくれるのか？」

そういう視点をもてば、誰にでもできます。
一度、自分の商品をそういう視点で眺めてください。
あなたの商品のネーミングは価値を伝えていますか？
なんとなく、イメージだけではダメなんです。
それじゃ、売れない。

ネーミングを見ただけで、
どういう体験ができるのかがわかる。
どういう体験ができるのかが想像できる。
そんなネーミングがエクスマ的ネーミングってことなんです。

伝わってます？

ネーミングっていうのは、一瞬のうちにお客さまの想像力に働きかけるという目的があります。
お客さまの想像力を喚起し、意識の流れを誘導し、あなたの商品の世界に引き込んでいく。
想像力の方向性を決めるってことです。

想像力に働きかけるネーミング

自分で言うのもなんですけど、いいこと書いてあるな〜
って感じ。
今更ながらショップや商品のネーミングって気を遣うことって肝要だなって思った。
商品名が個性的でなかったら、スルーされてしまう。

見ている人の想像力の方向性を決めてあげるってところがポイントです。
見て、「あれ？」とか「そうなんだ〜」っていう意識にして、興味を持ってもらったり、検索してもらったり、買ってもらう。

たとえば、美容室の名前は発音がわからない英語やフランス語などの場合が多いですよね。
ああいうのを見ていて、本当にいいのかなって思う。
読めないし、ルビもふっていない。
それは店舗としては致命的なんじゃない?
そういうこと。

発音がわからないと口コミにもなりにくいし、SNSでも拡散しにくいんじゃないだろうか。

だから今のSNS時代に合った「ネーミング」を心がけることなんですよね。
ネーミングの話はまた書きます。