
優等生が書いた優れた文章
「自分の基準って、どうしたら育つのか?」
という意図の文章をAIに下書きしてもらった。
そうすると、こんな書き出しの文章が出てきた。
自分の基準はどうやって育つのか
自分の基準が大事だって話をしてきたけど、じゃあ、それってどうやってできるのか。
ここ、気になるよね。
たぶんね、最初からはっきりしている人なんて、ほとんどいない。何が好きなのかも、
何がいいと思うのかも、
最初はよくわからない。でも、それでいいんだよね。
自分の基準って、考えてできるものじゃないから。
体験の中で、少しずつできていくものなんだよ。
悪くはない、悪くないんだけど…
いきなり本題に入る…
主題はそうなんだけど…
優秀な文章なんだけど…
何だか優等生ぽい。
もっとストレートに言うと、面白くないな、って思った。
そこで、こんな風に書き換えた。
流行に踊らされない
あなたは、SNSやマスメディアで話題になっている最近できたお店、並んでまで行く人ですか。
行列のできるラーメン屋、話題のスイーツのカフェ、人気沸騰のテーマパークとか。
もっと言うなら、今話題のベストセラー本や、人気の映画。
そりゃ、今話題だからとりあえず行って体験してみることは大切だと思う。
でも、そんなことばかりやっていたら、みんなと同じ体験をすることになる。
けっこう、危険なことだと思う。
もちろん否定はしない。僕もそういう店に行ったり、ベストセラー本を読んだり、話題の映画を見たりする。
でも、それで安心していたら、ちょっとヤバいってこと。
それって全部、誰かの基準で選んでいるってことだから。
話題だから。人気だから。みんながいいって言ってるから。でも、そればっかりになると、あなたの基準が育たない。
どこかで見たようなものを、どこかで聞いたような感想で終わってしまう。
それって、ちょっともったいないと思う。
たまにズラしてみる
みんなの基準とズラしてみるといい。
みんなが知らないところや店に行ってみる。
みんなが体験できないことをしてみる。
例えば、みんなが知らない、中国の人しか行かないディープな街の中華屋さんに行ってみる。
誰も読まなそうな美術の歴史書をAmazonで買って、読んでみる。
メジャーじゃない、ミニシアターの映画をみてみる。
そういう選び方をしてみると気づくことがある。
「あれ、これ好きかも」とか、「なんかこれ違うな」とか、自分の感覚が少しずつ見えてくるはず。
それが積み重なっていくと、だんだん自分の基準ができてくる。
自分の基準って、そういうところからしか生まれないんだよね。
誰かが決めたものの中には、ない。
自分で体験して、どう感じたか。
そこにしかない。
同じ話題のラーメンを食べても、「普通だな」って思う人もいれば、「これ最高」って思う人もいる。
その違いが、その人の基準。
大事なのは、その「違い」に気づくこと。
そして、「あ、自分はこっちが好きなんだ」って、ちゃんと受け取ること。
話題の店に行くのもいいし、人気の本を読むのもいいと思う。
でも、そこで終わらないことは、それ以上に大切なこと。
自分はどう感じたのか。そこをちゃんと見る。
ここをやらないと、ただ流されて終わっちゃうからね。
でも、ここをやると、同じ体験でもまったく違う意味になる。
もうひとつ大事なのは、その感覚を外に出すこと。
「あ、これいいな」と思ったら、そのままにしないで、言葉にしてみる。発信してみる。これをやると、自分の感じ方が、はっきりしてくる。
体験して、感じて、出す。この繰り返しの中で、自分の基準は育っていく。
最初からはっきりしている人なんていなんだ。みんな、やりながら見つけている。
だから、最初から自分の軸がないって悩まなくていい。
むしろ、動いていない方が、ちょっともったいない。完璧な基準を探すんじゃなくて、動きながら育てていく。その方が、自然だと思う。
結局のところ、どれを選ぶかは、その人の感覚でしか決められないんだよね。
だったら、ちゃんと感じて、ちゃんと選ぶ。
それだけでいいんだと思う。
藤村 正宏
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