UGCとは?
UGC(ユーザー生成コンテンツ)は、SNSやインターネット上でユーザーが自ら投稿する口コミやレビューのことを指します。
たとえば、あなたが旅行に行った際に食べた美味しい料理や観光地の写真をInstagramにアップすることもUGCの一例です。
こうした投稿は、そのお店や場所について実際に訪れた人のリアルな感想として、他のユーザーの参考になります。
UGCは企業が自ら発信する広告とは違い、利用者の「生の声」が集まるため、信頼性が高く感じられることが多いのです。
実際の体験に基づいた口コミは、「本当に良いものだけを知りたい」というユーザーにとって貴重な情報源となります。
企業やお店にとっても、ユーザーが好意的な口コミを投稿してくれることはブランドの認知度向上や信頼性のアップにつながります。
大切なポイント
UGCを発生させるためのエクスマ的なSNS活用には3つのキーワードがあります。
1:価値観や世界観を発信に入れ共感を
2:関係を広げるより深める
3:SNSだけでなく他のメディアでも発信
1:価値観や世界観を発信に入れ共感を
発信する情報に共感してくれる人。
あなたの価値観や世界観に共感してくれる人たちを大切にすること。
それを地道に続けていると、それまでは「知り合い」だった人が「友人」に変わっていく、あるいは「友人」が「親友」に変わっていく、というイメージです。
あなたが発信する情報で、消費者と友達になるということ。
どんどん発信していくことによって、あなたご自身やあなたの会社のコンテンツを好きになってもらう。
商品について発信するだけではなく、いろいろな思いであったり価値観であったりを発信していく。
そして一方的に発信するのではなく、コミュニケーションをすることが大事。
コメントに応えたり、リポストに応えたり、いつも交流するという意識が大事です。
その結果、あなたのファンが増えていくのです。
2:広げるより深める
つながることはカンタンです。
SNSでの関係性をどう深めるか?
つながった人たちと、どう関係性を深めるか。
無闇にたくさんの人と繋がるのではなく、あなたが繋がりたい人とつながることが大事です。
そのためには、好きなことを、情熱を持って深く発信することです。
「好き」を発信していると、そういう情報を誰かがアンテナを立てて探している人がキャッチしてくれます。
情熱を持って発信することが大事です。
情熱はエネルギーです。
そのエネルギーは必ず伝わります。
それが関係性を深めてくれます。
3:SNSだけでなく他のメディアでも発信
X、Instagram、TikTok、などのSNSやLIVE配信したものは、ブログやYouTube、ホームページ。
紙媒体、リアルイベントなど、すべてでなくていいから、できる範囲でSNS以外のメディアでも発信しましょう。
リアルなのか、それともデジタルなのか、という対立関係で捉えるのではなく、あなたの発信は全部一緒と捉える。
ゆるやかな関係性をつくり出していくことを目的にすることです。
できる範囲でいいので、複数のメディアで発信できないかを考えてみましょう。
藤村 正宏
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