昔から「情報」が世界を変えてきた

「情報」って、何だろう?

「情報」っていうのは、とっても不思議だと思う。
最近「情報」ってなんだろうって、深く考えることがある。

だって、本質的にはモノとして形がないのに、ものすごく影響力があります。
SNSの発信でモノが売れたり、人を傷つけたり、結婚したり。
人生を変えるほどの力がある。
世界をまるで違うモノにしてしまうくらいのパワーを持っている。
形として存在しないのにね。

複製技術が世の中を変えた

15世紀にグーテンベルグが活版印刷の技術を発明して、人間は複製技術を手に入れました。
複製技術、つまりコピーする技術がどんどん発達したことによって、世界が変わりました。
本当に世界が変わった。
複製技術の発達によって、本が大量に作れるようになった。

それまでは手で書き写して、写本という写しを作っていたわけですが、印刷技術が生まれたことによってたくさんのコピーが作れるようになった。
これがどういうふうに世界を変えたかというと、キリスト教が聖書を印刷して世界の隅々まで布教するようになったんです。
それによって世界が狭くなった。
これはものすごく大きな変革でした。
その変革を起こしたのがこの発明だったわけです。
「情報」を世界の隅々まで届けることができるようになった。

活版印刷された本

活版印刷された本

日本史でいうと、種子島に船が漂着して鉄砲が伝来した頃です。
一つの発明によって世界が変わっていったんです。
大変革でした。

その流れで世の中が変わり、18世紀のイギリスで産業革命が起こり、工業化が社会を変えました。
そして、それまでなかった職業が生まれました。
会社員です。
勤めに行くというライフスタイルが生まれた。
そして日本では明治維新が起こって、世界がものすごく変わった。

まさに「情報」が世の中のカタチを変えてしまったわけです。

今はもっとすごい変革が起きている

過去の変革あるいは革命のときは、それが形として見えました。
変革が目に見えてわかった。
今も大変革の時代です。
それももしかすると、過去の大きな革命的な変革よりももっとインパクトのある変革になっているかもしれない。
ただ、それはソーシャルメディアが主役だから目に見えない。
知らない人はずっと知らないまま。
知らないから、2004年のままのビジネスをしている、ということなんです。

実際には、ものすごいインパクトのある変革だと思う。
ソーシャルメディアがこれだけ発達すると、それをうまく活用しているところはすごいことになっている。
営業したり、販促したりせず、高額商品だってSNSで売れる。
でもそれはライバルの企業からは見えない。
そんな時代です。

未だに2004年と同じビジネスをしていると、時代に取り残され、ライバルに水をあけられ、5年後にはシュリンクしているかもしれません。
ソーシャルメディアは確実に世の中を変える、大きな革命です。
その革命は、またもや「情報」が主役なのです。

「情報」って不思議です。
情報そのものは目に見えないのに、巨大な力をもっているのですから。

え?どうして2004年って年号かって?
それは2004年っていうのは、アメリカでFacebookが生まれた年だから。

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藤村 正宏
1958年、北海道釧路生まれ。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。集客施設や企業のコンサルティングを行っている。コストをあまりかけない、誰でもカンタンにできる手法で、圧倒的な成果をあげている。 執筆活動、講演活動もする。現在フリーパレット集客施設研究所主宰。

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