沖縄県、起業率は全国一位、起業を失敗する人も全国一位。
沖縄県は対人口比率で、起業する人の割合が全国一番なんです。
補助金を使った「起業セミナー」や「起業のためのアドバイス」など、公共機関も起業を応援しているし、スモールオフィスに使えるカフェのような施設も那覇市内には充実している。
起業しやすい環境なんだと思う。
でも、起業しても続かないで廃業する割合も全国一なんです。
それは問題ですよね、
起業して失敗すると、起業した本人以外もたくさんの人に迷惑をかけるわけですから。
どうして起業して失敗するかというと、商品そのものがもともとダメな場合もあるでしょうけど、最も多いのは自分で集客できないってこと。
だから売上が上がらない。
それが原因です。
補助金の中には起業してから、軌道に乗るまで応援してくれる類のものもあるのですけど、そもそも自分で集客できないから補助金が切れてしまうと倒産する。
そういう結果になってしまう。
もったいないなと思う。
そもそも、いい商品やサービスがあって起業したらなんとかなる、なんて「おお甘」な考え方で起業すること自体、現代に合っていないのですから。
不幸を次々と作っているようなものです。
補助金の使い方をもっと考えたほうがいいですよね。
起業を応援するのなら、起業するまえに、徹底的に現代に合ったマーケティングを勉強してもらう。
そういうことにお金を使ったほうがいいと思う。
そして、自分で集客できるノウハウとスキルをもってから、起業させる。
販促のスキル。
ソーシャルメディアのスキル。
関係性を作り出すためのスキル。
自分だちで集客するための販促のスキル。
反応がよくなるチラシや広告の作り方。
媒体の選び方。
人の心に訴えかけるキャッチコピーの法則。
ターゲットの設定のしかた。等々
SNSやブログ、YouTubeなどのソーシャルメディアの効果的な使い方。
どういう内容をブログで発信して、どういうSNSを使ってそれを拡張していくか。等々
一度来店しくれたお客さまや購入してくれたお客さまと関係性を作るために、どうしたらいいか。
どういうコミュニティを創り出すのか。
創り出したコミュニティの中でどういうふるまいをしたらいいのか。等々
以上のようなことを補助金を使って1年間くらい徹底的にやる。
それから起業させる。
そうしたら、圧倒的に倒産が減ると思う。
(あれ?これって、エクスマ塾でやることだな)
そうしたらいいと思いませんか?
もっと補助金の使い方を考えたほうがいい。
もしそれが上手くいったら、「沖縄県で起業すると成功する」ということを全国に示す。
そして補助金を使って、全国から起業希望の優秀な若者を集める。
これだけITのテクノロジーが発達しているのですから、ほとんど場所を選ばないでビジネスができる環境ですからね。
どんどん優秀な人が集まってきて、結果的に沖縄の経済が潤う。
勝手に妄想してしまいましたが、そういうことです。
本当に沖縄はいいところです。
あんないい土地で起業できて成功したら、しあわせですよ。
たくさん行きたい人がいると思う。
売れる仕組みをつくらなければ投下したお金もムダガネ
起業する人を応援する補助金はいいと思うけど、ただお金を与えて成功するか。
そんな甘いもんじゃない。
お金を使い果したら、もうおしまい。
売れるしくみを構築することが重要ってことです。
よくあるじゃないですか。
商店街の活性化に補助金を使って、アーケードをきれいにしたり、大きな駐車場を整備したり、公共施設を作ったり。
お金を投入して活性化をしようとしても、だいたい失敗する。
そもそも大きな駐車場を作っても、その商店街が面白くなかったら、誰も行かない。
箱ものを作っても、アーケードを作っても、そもそも建物やアーケードで集客はできない。
地方都市の活性化だって同じなんです。
お金が必要なのではなく、継続的に売れていく仕組みが必要なんです。
そのためにはマーケティングが重要。
それも現代に合ったマーケティングです。
エクスマを勉強したほうがいいですよね。
今度沖縄でエクスマセミナーをやるので、いろいろと沖縄で撮影した写真を見ているうちに、そんなことを考えていました。
あ、そうそう。
沖縄のエクスマセミナーは2月22日(日曜日)午後1時から6時までです。
補助金を出す担当に人とか来ないかな~
来たら面白いのにな。
まだ参加表明していない方、詳細を知りたい方は以下からどうぞ!
↓ ↓ ↓
【エクスマ販促事例58連発セミナーin沖縄】
藤村 正宏
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