ビジネスは利益が出ないと意味がないけど、利益だけだとやっている意味がない。

ビジネスの第一の目的は利益を出すことか?

沖縄のエクスマ塾、初日、第一講でした。

ホワイトボードに板書しているとき、ふと「利益」という漢字の「益」が書けなくなって、「りえき」ってひらがなで書いてしまった。
普段あまり使わない言葉だから…って、マーケティングコンサルタントとしては、かなり変わっているな。
でも「愛」とか「薔薇」は漢字で書けるよ。
(この件については沖縄の塾生、ゴヤッチのブログ参照)

ボクはマーケティングコンサルタントじゃないのかもしれない(笑)。
だってそういう人が一番使うはずの「利益」って言葉を、ほとんど使っていないから。

沖縄は「気」がいい場所ですね

沖縄は「気」がいい場所ですね

でもね、昔ならいざ知らず、今は時代が様変わりしたのです。

「企業の第一の目的は利益を上げること」

そう定義しているから利益が出ない。そう思う。
経営者や多くのビジネスパーソンが、そう思考するところに、苦しみが生まれたり、悩みが生まれてくる。
ビジネスを味気のない、砂をかむような不毛なものに堕落させてしまう。

社会が大激変していることを認識することが大事。

「個人の利益を追求していた時代から、全体の利益を考えるように、世の中のしくみや思考が変わってきている」

そういうこと。

店で考えてみましょう。
利益ばかり追い求め、なにがなんでも売りつけようとギラギラとした店員がいる店や、感じの悪い店員の店では二度と買いません。

「お客さまが来ない」と言うのではなく、お客さまが来たくなる雰囲気をつくることです。
いい商品だけではダメ。
いい商品と、優しい笑顔あふれる居心地のいい店だったら、「また来たい」と思ってもらえるわけです。

これが基本に返るということ。
『真理』です。
何度も来てくれる、お客さまとの繋がりが大事です。

言っていることとやっていることがちがう

ソーシャルメディアが普及したことで、会社だって隠し事なんてできない時代なんです。
だから、言っているコトとやっているコトにちがいが出てくると、お客さまはカンタンに気づくのです。
そして、離れていってしまいます。

「社会的なミッション」を掲げているのに、実際は自分の会社の利益追求が一番。
そういうことは見透かされてしまう。
「すべての女性を美しくしあわせに。美で豊かな社会を創り出す」
たとえばそんな企業理念の会社なのに、今月のノルマが足りないからって必要のない商品まで押し売りをする。
それは理念に合わないことです。
言っていることとやっていることが違えば、当然、バランスが崩れ不自然な経営になります。
それはお客さまもすぐにわかる。

店頭の商品を見ているだけなのに、ここぞとばかり飛んできて、商品の説明をし出す。
無理やりカタログや資料を渡す。
どんなに笑顔の接客でも、その笑顔はニセモノだと見透かされてしまいます。

本質が表に滲み出る

これからの時代は、本質的なことが表面に出る時代です。

会社の目的が「利益最優先」だったりして、ギリギリのところでビジネスをしていると、そういうのが人々に伝わる。
社会的ミッションをもって仕事をしている会社は、やっぱり評価され、売上も利益もあがる。

一見、同じような経営者。
同じ時代で、同じ条件で、同じようなビジネスをしていても、繁栄したり衰退したり、ちがいが出てくる。
目に見えないところが、ものすごく大切だということ。
そして、この傾向は今後、ますます顕著になっていくでしょう。
本質がどんどん現れる、そういう時代です。

成功している企業がやってきたことは『真理』だからです。
すべてのビジネスに共通している、成功するための条件だからです。
本当に商売やビジネスのありようが、問い直されている時代なんだと思う。
「真理」にそったビジネスが、成功する。

「真理」というのは「基本に返る」ということ。
なんでも基本に返って考えてみる。

商売の基本に返る。
そうすると、どういうビジネスが成功するかがわかります。

あなたも、自分のビジネスの本質は何か?
それに気づいて、圧倒的に輝きましょう。

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藤村 正宏
北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」

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