誰が言ってるの? 誰が言うかで伝わり方が変わる

言葉は時代とともに生きているもの

最近「日本語のみだれ」などと、若者の使う言葉がとりざたされることが少なくありません。
でも言葉は生き物です。
社会の環境や時代の流れによって変わってきます。
遠い外国の言葉が定番になったり、マイナスの意味の言葉が、褒め言葉になったりね。
最近だと「ヤバイ」って言葉は、最上級の表現になっていたりする。

「若者の言葉のみだれ」を指摘しているのは、意味がないのかもしれません。
今、平安時代の物語の言葉は、外国語のように訳しているわけですから、言葉は時代とともに、生き、変化しているというのはわかります。

流行語大賞など見ていると、言葉の変化の早さに驚かされます。
「なんだ、この言葉?」「耳慣れない言葉だな」と思っていると、ある時から頻繁に使われるようになっている。
そして、ある言葉は定番化し、ある言葉は飽きられてしまったり、古臭いと感じられるようになったり。
今の時代を象徴しているように、変化のスピードが速い。

言葉は生きているってことです。

誰が言うかで伝わり方もちがう

言葉は同じ内容でも言う人によって伝わり方が違ってくる場合もあります。
発する人によって意味が深まったり、意味が変わったりする。

うちのスタッフが以前こんなこと言っていました。
「藤村さんは『いいじゃん』だってしょっちゅう言っていますよね。その『いいじゃん』の中には『とにかくやってみなよ、がんばれ!!』『楽しそうだね、やってみよう』という意味が感じられるんですよ」とか、
「藤村さんのあのいい加減な『いいじゃん、いいじゃん』がないとさみしいな~、あれに結構勇気付けられていたんだなあ」
なんて言われたことがあります。

いい加減に言っているつもりはもちろんないんだけど、まあ、勇気づけることができているならばうれしいですけど・・・。
あれはあれで、さまざまな思いの詰まった言葉なんです。

言葉に思いを込めて、あなたらしさを伝えましょう。
それがあなたの販促物やブログ、SNSの反応をあげる方法にもつながるのです。
あなたらしさを伝えるというのは、あなた個人をもっともっと出してもいいってこと。

会社より個人のほうが伝わる WEからIへ

『WE(会社)ではなくI(私)』

そのほうが伝わりやすいんです。

『個の発信力』

これが大切です。
どうしてか?
『個の発信力』を強化したら、

お客さまとの関係性が深くなります。
リコメンド力(推薦力)が強くなります
仕事が楽しくなります

関係性を深くしていくことが、商売の成功の要因です。
何度も言っていることですが、お客さまは関係性の深いところで買うのです。
『個の発信力』が強くなると、あなたのお客さまとの関係性が深まっていきます。

すると、あなたのリコメンド力が強くなります。
リコメンド力っていうのは、推薦する力です。
商品ではなく
「あなたがそんなにいいって言うのだったら、買ってみるわ」
ってことです。
ビジネス書のタイトルでありそうですが、『商品ではなくあなたを売れ』ってこと。
リコメンド力が強くなると、極端な話、なんでも売れるようになります。

嫌いや仕事している人からは買いたくない

そして、そうなってくると、仕事がとても楽しくなります。
仕事がもっと好きになります。
それがお客さまにも伝わるんです。
誰だって、不平不満を言いながら仕事をしている人から買うより、楽しんで、その仕事が好きな人から買いたいですよね。
花屋さん
たとえばお花屋さん。
あなたが大切な人へお花を贈るとします。
そのとき、ふたつお花屋さんがありました。
一つ目は経営者がとても効率を重視する花屋さんで、コストダウンやマニュアルに厳しい経営者です。
働いている人たちは、みんなイヤイヤ仕事をしています。
別の花屋さんは、経営者がお花が大好きで、贈られる人のことを考えて、はりきって、できるだけのことをしてくれます。
コストダウンよりも、喜んでもらえることを考えています。
あなたは、同じ値段だったら、大切な人へのプレゼントをどちらの花屋さんで買いますか?

そんなの言うまでもありませんよね。
当然後者です。

どんな言葉でも、言う人によって、伝わり方がちがうってこと。
誰が言うかが、大切なんです。

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藤村 正宏
1958年、北海道釧路生まれ。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。集客施設や企業のコンサルティングを行っている。コストをあまりかけない、誰でもカンタンにできる手法で、圧倒的な成果をあげている。 執筆活動、講演活動もする。現在フリーパレット集客施設研究所主宰。

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