個を出すというのは自撮りをするということではありません|母の日ケーキの話

個人を出すと共感される

SNSの発信は個人を出すことが大切だと、色々なところで書いています。
どうして大切かというと、関係性が築きやすくなるから。

個を出せというと、顔を出せば、それでいいと思っている人も多い。
でもそれだけでは個を出したことにはなりません。
他にも、あなたらしい人柄、趣味、日常、価値観、世界観、そういうものも発信していった方が、信頼や共感を得られるのです。
そして、SNSだけではなく、会社のパンフレットやウェブサイト、ニュースレター、販促物にも個人を出すことを意識することです。

あるケーキ屋さんがありました。
パティシエであるオーナーが職人で、おいしいケーキを作っています。
このお店の、オリジナルの母の日のケーキの事例を紹介します。
母の日の近くになると、カーネーションそっくりのケーキを売り出します。
パンフレットには母の日のケーキの写真と、スペックが書いてあります。

ピンク色のイチゴチョコを薄くのばし、扇状にけずった飾り細工を作り美しく、華やかに飾りつけたケーキです。
カーネーションをイメージしたケーキに仕上げた、こだわり職人技。
もちろん、台はしっとりと焼き上げたスポンジにほんのり香るリキュール。
苺をサンドしたデコレーションケーキです。
こだわり職人がつくるため数量限定ですので、お問い合わせの上お早めにご予約下さい。
<4号サイズ12cm、1680円>

エクスマ塾で、個人の思いや価値観を伝えることの大切さに気づいた、オーナー。
このパンフレットに、1枚、個人の思いを込めた手紙を加えました。
追加したのはこういう手紙です。

こんにちは。〇〇の、シェフ〇〇です。

私が幼い頃、母が作ってくれた手作りおやつ、中でもフライパンで焼いてくれたクッキーが大好きでした。
中学の時カステラにホイップクリームで、ケーキを作った、自分でも余り綺麗にできたとは、思いませんでしたが、それでも母は、それを美味しいと言ってくれた。
母の喜ぶ笑顔、喜ばれる嬉しさを、知りました。
たぶんその時に、僕は「ケーキ屋」をやろうと決めたのです。
この時期になると、その母の笑顔を思い出します。
もうすぐ「母の日」
自分の母親の笑顔を心に思い浮かべてこのケーキを作りました。
小さいケーキですけど、あなたのお母さんへ届けてみませんか

これを1枚入れただけで、母の日ケーキは、前年の4倍予約が入りました

思いというのは言葉に出せば伝わるんです。
このように、仕事に対する思いや、個人的な商品に対する思い、情熱などを発信することも「個」を出すことなのです。

会社とつながるのではなく、個人と「つながる」ことがSNS時代には、大切なこと。
会社とは友達になれません。

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藤村 正宏
北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」

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