TV局じゃなくても、誰でも生放送ができる
先日、USTREAM(ユーストリーム)のライブ配信を何度かやりました。
塾生さんと対談や質問に答えるコーナーなど。
毎回1000人以上の方々が見ていてくれた。
「東京まで行かなくても、こんな話を聞けてうれしいです」
「この内容が無料とは、驚きました」
「スタバで3時間、ずっとメモをとって見ていました」
などなど、たくさんのうれしい感想もいただきました。
いい時代だなって思う。
本当にすごい時代ですよね。
ある意味、個人で「生放送できるTV局」を持っているようなものです。
iPhone6とUSTREAMのアプリがあれば、誰でもいつでも、無料で生放送を世界中に配信できる時代です。
ここ数年で、人々を取り巻く情報環境が劇的に変わりました。
そして、その流れはまだ加速度をつけているように思える。
10年くらい前には、生放送できるTV局が誰もが個人で持てる時代、なんていうのは想像できませんでした。
それだけを取り上げても、すごいことです。
エキサイティングな時代です。
ライブ配信をビジネスに応用してみる
ライブ配信をビジネス活用することを考えてみる。
USTREAMなどのライブ配信を、あなたのビジネスに落とし込んでみる。
そういう視点を持ってみると、面白い展開を考えられるようになりますよね。
飲食店だったら、午後のヒマな時間に5分間くらいの「お料理教室」のライブ配信をやる。
それを見ている主婦の方々をファンにして、コミュニティを作っていく。
主婦は毎日、夕ご飯の献立に困っているから。
もうSNS上でコミュニティができている会社だったら、TVショッピングのようなことも考えられますよね。
商品紹介を、面白くやってみる。
もちろん売れるかどうかはわかりません。
でも、短パン社長だったら、すごく売れると思う。
Facebookに写真をアップするだけでも売れるんだから。
観光地の温泉ホテルだったら、地域の紹介をライブでやる。
さまざまな景勝地、知る人ぞ知る店、イベントの様子。
その地域の素晴らしさを配信して「いつかは行ってみたい」って思ってくれる、そういうファンを作りだす。
ボクのようなコンテンツを売っているコンサルタントみたいな仕事だったら、ノウハウやスキルを教えるライブ配信。
役立つ、面白いコンテンツを定期的にライブ配信して、セミナーや勉強会などに誘導する。
これは可能ですよね。
あなたのビジネスにどう取り入れられるか。
それを考えてみることは、とても楽しいくて役立つことです。
情報に振り回されないように勉強しよう
新しい技術や情報は、毎日のように登場してきています。
それを知っているか、使っているか、そういうことで、ビジネスというのは「ちがい」が出てくる。
だから常に情報に敏感になり、その情報をどう処理して編集して、役立てていくのかが大事になる。
ボクの専門分野、マーケティングも、環境がどんどん変わっている。
勉強しても勉強しても、尽きない感じです。
新しいICT(インフォメーション&コミュニケーション・テクノロジー)の技術や情報が入ってくると、それも勉強する。
環境が変わると、また進化しなければならない。
進化をやめると、後退していくような世界です。
だから毎日、情報を収集しています。
それでも、毎日やっても追いつかないくらい、処理しきれないくらいの情報量です。
どの情報が必要で、どの情報が必要ではないのか。
それを見極めることが大事です。
たくさんの情報に振り回されないように、どの情報を選んで、自分の知識にしていくのか。
どういうところに、そういう情報を発信していくのか。
そういうことを考えなければ、本当にたくさんのことを見誤る時代になった。
情報に振り回されず、自分の価値観をしっかりもつ。
それが大切だと思う。
そのためにはいつも、「真理」ということを考えて、情報の取捨選択をすることが大事。
真理とは、モノゴトの原理原則です。
それに沿って考え、勉強して、行動することが、ますます大事な時代なったと思う。
藤村 正宏
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