良いフォロワーを増やすための8つの視点 ‐ Twitterは自分の発信だけではダメ

 Twitterはビジネスに役立つ

Twitterって、ビジネスにとっても役立つと思う。
なぜなら、あなたの情報を気軽に、無料で届けることができるから。
たとえば1万人のフォロワー(読者)がいたとします。
毎日1万人とコンタクトできるってことです。

無料でそれだけの人に情報を届けることができる。

これを従来のダイレクトメールやお手紙、ニュースレター、電話でやろうとしたら、かなりたいへんです。
というか、絶対に不可能です。
莫大なお金と人がいなかったらできない。
手間もものすごくかかります。
だいたい同じ会社から毎日ダイレクトメールが届いたら、その会社のことを敬遠します。
嫌われるってこと。
現実的じゃない。

でもTwitterだったら一瞬でできるわけです。
すごいことです。

でもそれはFacebookでも同じじゃないかと思うかもしれない。
Facebookでも同じことはできます。
でもFacebookとTwitterの大きなちがいは、その「拡散力」。
もしあなたのツイートがリツイートされたりしたら、その情報がフォロワー以外のたくさんの人に拡がっていく。
たとえ100人しかフォロワーがいなくても、数万人に届く可能性があるということです。
この力はTwitter以外にあまり見当たらない。

さらに、Twitterは140文字だから敷居が低い。
文章力はまったく必要ありません。
スマホがあればすぐに始められる。

Twitterはビジネスにすごく役立ちます。
新規客とつながることができる。
情報が拡散する。
お作法を知っていたら、破壊的なパワーをもつ、そんなSNSです。
使い方を勉強して、ビジネスに活用しないという選択肢はない。

 Twitterの良いフォロワーを増やす8つの視点

ビジネスに活用するためには、フォロワー(読者)を増やす必要があります。
でも、無闇やたらに増やすと逆効果になります。
あなたの発信する情報が役立つ人、よろこぶ人にフォロワーになってもらうことが大事です。

たとえば、ボクの場合はビジネスのことや、成功法則、マーケティングのことなど、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
ということは、ボクはビジネス関係の人をフォロワーにする必要があるわけです。
ビジネスに関心のない、専業主婦の方や女子高生を増やしてもあまり意味がない。
経営者やビジネスパーソン、ビジネスに興味のある学生などなど、属性を明確にすることです。

1:読者が興味を持つツイートをする

これが基本ですよね。

読者の属性を考えたツイートを頻繁にすること。
あなたのお客さまがよろこぶ、役立つ、問題を解決する、そういうツイートは何かを考えて、継続的に発信しましょう。
継続的に発信しなければ、フォローしてもらえないし、見てもらえない。
やっている意味がない。

たとえば、ボクの場合だとビジネスに役立つ情報であったり、売上を上げるための情報だったり、そんなことをツイートするわけです。
あとは、自分の個性やキャラが立つようなツイート。
「ああ、この人はコーヒーが好きなんだな」とか「ジャズが趣味なんだ」など、人柄が出るツイート。

その時に意図するのは、ただ単なる日常をツイートするときにも、読んでいる人を意識することが大事。
ただの「つぶやき」を「情報」に変えることを意図してみましょう。

ツイートを役立つものにするカンタンな方法は、数字を入れることです。
それは見ている人を意識するってこと。
羽田空港の第一ターミナルから第二ターミナルに徒歩で移動しているときにツイートで

「羽田空港第1ターミナルから第2ターミナルへ徒歩で移動中。けっこ遠い」

ってつぶやくよりも。

「羽田空港第1ターミナルから第2ターミナルへ徒歩で移動。京急の駅に隣接の連絡地下道です。他に無料バスもありますが、時間が合わないこともあるし、歩いたほうが早い場合が多い。だいたいボクの足で3分50秒くらいでした」

のほうが、誰かに役立つ情報に変わります。

数字を入れることで情報に変わる

数字を入れることで情報に変わる

 

楽しさや明るさというのも大切です。
誰だって、心が暗くなるようなツイートは読みたくありません。
できるだけ批判や愚痴などを避け、読んでいる人が明るくなるようなツイートを心がけることがいいと思う。

ともかく人柄を出して、あなたが楽しむことです。

2:将来のお客さまになりそうな人をフォローしていく

あなたのお客さまになるかもしれない属性の人を増やしたいのなら、そういう人にこちらからフォローすることです。
Twitterにはフォロー返しという習慣があります。
フォローしてくれた人をフォローし返すということです。
だから、あなたから進んでフォローをすること。

その時に注意しなければならないのは、前述したように属性の合った人にフォローしていくということ。
あなたの発信に興味を持つ、あるいは共感する、好きになってもらえそう、そういう人です。

たとえばあなたがボクのように企業にアドバイスする、マーケティングコンサルタントの仕事をしているとします。
その時一番いい方法は、ボクのフォロワーをフォローしていくということ。
だって、ボクのフォロワーはマーケティングなどのビジネス情報が聞きたくてボクをフォローしている。
だからあなたのフォロワーの属性に合っているのです。
ライバルのフォロワーをフォローしていくと、いいフォロワーが増える。

もしあなたが地域性の高いビジネスをしているのだとしたら、その地域に住んでいる人をフォローすることです。
その地域に住んでいる人をカンタンに見つけられるのも、Twitterなのです。

フォローする時に気をつけるところ。

その人が、最近ツイートしているか?
一年以上もツイートしていなかったら、フォローしても意味がありません。

フォローとフォロワーのバランスを見る。
フォローしている数が極端に少なくて、フォロワーが多い人がいます。
芸能人や有名人などのアカウントはフォローしても、フォロバしてくれることはほとんどない。
もちろんあなたが好きならフォローしてもいい。
ボクもホリエモンさんや糸井重里さんをフォローしています。
有名人でもないのに、バランスの悪い人は、自分以外にあまり興味がない人だと判断しても間違いないと思うので、フォローしてもコミュニケーションはできないってこと。

3:フォローした人にアプローチする

あなたがTwitterをやっていて、もし知らない人にフォローされて、反応があったらうれしいですよね。
「心配事の98%は取り越し苦労だ!」
というあなたのツイートに「確かにそうですよね」とか「目からウロコです。リツイートさせていただきます」とかコメントが添えられて、リツイートされたら、うれしいですよね。
「いいね」してもらうだけでも、うれしい。
あるいは「役立つツイートをする人」というリストに登録されたら、もっと、うれしくないですか?

「リツイート」、「いいね」、「返信」、「リスト登録」
そういうことを、あなたからしていく。
あなたがフォローした人のツイートを見て、いいなと思ったら反応するのが大事です。
なぜかというと、そういう反応をすると、相手にお知らせが飛ぶ。
しょっちゅうそれをやると、相手はうれしい。
すると相手があなたのことを認識します。

人からしてもらってうれしいことを、あなたのほうから、積極的にすること。
これがTwitterでコミュニケーションする基本中の基本。
Twitterだけでなく、FacebookやInstagramなど、SNS全般に言えることですけどね。

4:Twitterのアカウントをたくさん露出させる

Twitterをやっているってことをなるべく多く告知すること。
そのために、ウェブサイト、ブログ、メールの署名、名刺、パンフレット、販促物、請求書、領収書、考えられるありとあらゆるものにあなたのTwitterアカウントを載せましょう。
「Twitterやっています。売上を上げるヒントを毎日つぶやいています。Twitterのフォローをしてください@exmascott

名刺交換した時には「Twitterでつぶやいているので一度見てください」など、口頭で伝えることも大事です。
Twitterのアカウントを、なるべく多く露出しましょう。

5:画像や動画をうまく使う

タイムラインに流れてきたときに、画像がついているとやっぱり目立ちます。
画像や動画はテキストより目立つので、やっぱり読んでもらえる確率が高まる。

画像を使うと目立つ

画像を使うと目立つ

 

6:アイコンを工夫する

Twitterはアイコンで記憶されるので、目立つアイコンを使うといい。
ボクは黄色の下地にイラストを使っています。

でも、最初は、他のソーシャルアカウント、FacebookやInstagramと同じプロフィール写真を使うことをおすすめ。
認識されやすくすること。
決してやってはいけないことは、Twitterのデフォルトの設定、【卵マーク】のままにしていること。
やる気ないのかなって思われる。

7:プロフィールページを工夫

プロフィールページは、字数限度まで書くことをおすすめ。
あなたがどんな人で、どんなことをツイートしているのかがわかるようにするってことです。

ここに何も書いていないデフォルトのままだと、フォローされにくいですよね。

ボクの場合だと

@exmascott

モノを売るな!体験を売れ!エクスペリエンス・マーケティング(エクスマ)の創始者。ビジネスで成功する視点や人生で仕合わせになる真理を発信中。新刊著書発売中です。『SNS時代のモノの売り方「3つのF」が価値になる!』<日本経済新聞出版>

なぜかというと、ここに書いている文字がすべて、検索に登録されているからです。
あなたがどんな言葉で探してもらいたいのか、それを考えてプロフィールを充実させてください。

8:アクティビティをチェックする

今はツイートアクティビティが無料で使えます。
個々のつぶやきが、どういう反応だったかを、こまめにチェックすることができます。

ツイートする時間帯がどこがいいのか、朝よりも夜遅くのほうが見てくれる人が多いとか、そんなことがわかります。
どういう内容の投稿、文字数、画像つきか画像なしか、さまざまな反応がわかるから、便利です。
ツイートアクティビティは簡易に見る場合は、各々のツイートの棒グラフのようなところを押すだけです。
詳細を見たかったら、見ることもできます。

Twitterは新しい人と関係性を築ける

以上のようなことを意識して、Twitterを楽しみながらビジネスに活用しましょう。
Twitterはしっかりとやると、ビジネスに役立つSNSです。
情報を収集することもできるし、あなたの情報をたくさんの人に伝えることができる。

さらにTwitterは楽しい。
楽しくて役立つ情報がたくさん流れてきます。
ビジネスの気づきのある情報を、Twitterから知ることが多い。

もしあなたのタイムラインに流れてくるツイートが、面白くなく、役立たないものばかりだったら、あなた自身のせいです。
あなたが、面白くもなく、役立たたない情報をツイートしているからなんです(笑)。

あなたのライバルが「Twitterはビジネスに使えない」と思っている間に、あなたはTwitterで圧倒的になれます。
Facebookもいいけど、Twitterも取り組むべきSNSです。

 

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北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」
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