販促やマーケティングは必要ないのかもしれない…

また新しい週が始まりました。
5月の最終週です。
時の流れが早いって感じです。

先週はどこで仕事していたのか、思い出せないくらい。
名古屋、福岡、東京、札幌…。
思い出した!

今週も出張が続きます。
今、これを朝の羽田空港で書いています。
まず、福岡に行きます。
その後、どこに行くんだっけ…? 沖縄、東京、名古屋、横浜…
思い出した!

今週も楽しみましょう。
ちょっと眠いですが、羽田空港のスイートラウンジから更新します。

もう「販促」とか必要ないのかも

最近いろいろな街で「エクスマ塾」をやってみて思うのですけど、もしかしたら「マーケティング」とか「販促」とかは求められていないのかな。

そういうこと。

以前のボクの塾は「エクスマ販促実践塾」でした。
反応のいい販促物を実際に作る塾。
企業の経営者やマーケティングや販促担当者が参加して、その会社に合った販促物を作るのが目的。

でも、世の中ずいぶん変わりました。
そういう内容はボクの塾でやらなくてもいいかな。
そう思って、一年間休み、カリキュラムを徹底的に見直して、新しい「エクスマ塾」をやっているわけです。

今の時代に合った「新しいビジネスの考え方」を得るための塾。
そんな感じの塾です。
販促もSNSも関係性も、基本となる考え方がなければ、時代に合わなくなって、お客さまが離れていきます。

エクスマ的販促物の作り方やノウハウ。
そういうのは、ボクじゃなくても、エクスマを勉強したお弟子さんたちが、たくさん伝えています。
そっちで勉強すればいいわけです。
さらに言うと、これだけ情報があふれている時代です。
スキルやノウハウは探せば必ず見つかります。

ネットで探せばわかるようなことを塾でやっても、ボクは面白くない。
もっとエキサイティングで世の中に影響を与えるような、ワクワクすることをやりたい。
そう思って、従来の塾を辞めたんですね。

先週札幌の塾の2回目でした。

札幌塾の講義 みんなスマホでスライド撮影

札幌塾の講義
みんなスマホでスライド撮影

札幌の塾の参加者は14名です。
女性が8人、男性が6人です。
そして、以前の塾との一番の違いは、塾の参加動機。
売上を上げたいという動機で参加した人は14名中、たった1名です。
他は「楽しく仕事をしたい」とか「エクスマ塾にともかく来たかった」、「エクスマの仲間に入りたい」、「楽しそうだから」などなどマーケティングの塾じゃないような動機です。
中にはボクに会いたかったっていう動機の方も(それはとってもうれしいことです)。

もしかすると、もうマーケティングとか販促とかは、ビジネスには必要ないのかもしないな。
そう思ったわけです。
必要ないというのは誤解を招くかもしれない。
正確に言うと、従来のマーケティングが必要ないということ。
従来の販促物が必要ないということ。
チラシやダイレクトメール、ニュースレター、小冊子、TV-CMなどなどは、もうする必要がなくなってくる。

世の中が劇的に変わり、ビジネスの概念も劇的に変わる。
そんな時に、従来のマーケティングの概念が変わるのは当たり前です。

新しいビジネスの概念が必要とされている

消費者にとって情報量が膨大になった。
今さら言うことでもありませんが、これは誰もが認めることです。
今この瞬間に、世界中でどれくらいの動画サイトに動画がアップロードされているのか?
今この瞬間、世界のさまざまな街で、どれくらいのツイートがつぶやかれているのか?

そんな中で、今までどおりのマス・マーケティングのやり方で伝わらない情報をたくさん出したって、選んでもらえないのは当たり前です。
わけのわからない伝え方をしている企業がどんどん倒れていくのも当たり前です。
情報量が増え続けているのだから、選ばれるのがすごく大変な時代になった。

選ばれるのが大変な時代だから、選ばれるためには理由が必要になってきます。
その選ばれるための理由をちゃんと伝えていかなければいけない。
そのためには、常識や先入観念を捨てて、価値の伝え方を革命的に変えること、が必要です。

常識や先入観念を捨てること。
ボクらは知らないうちにいろいろな常識にかたまっています。
こうでなければならない、という考え方。

「仕事は厳しくて辛くなくてはならない」」
「会社は毎年数字的に成長しなければならない」
「仕事を楽しんではいけない」
「ONとOFFを分けて考えなければならない」
「販促をしなければ売れない」

などなど…(他にもたくさん)
そういった常識や潜入観念は一回クリアにしたほうがいいと思う。

そして、間違わない方法がひとつだけあるとしたら……「真理は何か?」と考えることです。

「ビジネスの真理」って何かな? と考えてみることです。
競合他社に勝つことが真理か? ということです。
それは違います。
競合他社に勝ったって意味がない。
ビジネスの真理は競合他社に勝つことではなくて、お客さまをしあわせにすること。
地域を豊かに、よりよい社会にすること。

そのことを忘れないことです。
真理は何か?
そう考えてみると正しい道を選択できる。
真理は何か? と考えるようにすると、未来は輝くはずです。

朝早く家を出て羽田空港に着き、ANAのスイートラウンジで考えていたのは、概ね、そんなことだ。
これから、福岡に向かって飛行機に乗ります。

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藤村 正宏
北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」

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