人は奇跡は起こせないけど、人そのものが奇跡

日常的な自然にも感動できる心

時々、はっと息をのむような、美しい風景に出会うことがあります。
本当に奇跡的な瞬間です。
わけもなく感動したりする。
そんな時には、たぶん、仕合わせな心、穏やかな心の時なんだなって思うんです。
心が健康な状態の時には、何もかもが色鮮やかになり、太陽の光や夕焼け、草の匂い、そして小さな雨音さえも、感動的に思える。

先日も夕方に家から、はっと息をのむ夕焼け空が見えた。
かなり奇跡的な風景だった。

先日家から見えた夕焼け

先日家から見えた夕焼け

身近なことで、息をのむような体験が多ければ多いほど、仕合わせな人生って言えるのかもしれません。そういう「体験」は、感情が動く。
そして、それが長く記憶に残る。
やっぱりモノよりも体験。
データよりも感情なんだと思う。

人間には奇跡が起こせない

でもボクたち人間は、奇跡は起こせません。
奇跡なんていうのは、どんなにイメージしてもどんなに願っても起きるものではありません。
でも、ただひとつだけ奇跡を起こせる方法があるとしたら。

それは、あなたが変わることです。

人は誰も、他人を変えることはできないし、他人を救うことはできません。
もしあなたが誰かを変えようとか、救おうとか思っているのなら、それは「傲慢」です。
自分が愛しているわが子さえ救うことはできません。
熱を出して苦しんでいる自分の子供の身代わりさえもできません。
人間に奇跡なんて起こせるわけがないのです。

唯一できることは、あなた自身が変わることです。
あなたが変わると周りとの関係性が変わります。
関係性が変わると、周りも変わります。
それが奇跡です。
時間をかけ努力することで、奇跡は起きるのです。

愚痴や悪口を言っていては、奇跡も起きないし、あたなたの運命も枯らしてしまいます。
誰も人を救うことはできないのです。
世界を救うとかいうまえに、身近な人に静かに思いをかけてあげることが大事です。

私たちの生き方には二通りしかない。 
奇跡など全く起こらないかのように生きるか、 
すべてが奇跡であるかのように生きるかである。
アルベルト・アインシュタイン

アインシュタインが言っていることは、真理だと思う。
時々思うのですけど、ボクたちが意識せずに、息をしたり心臓が鼓動を打ち続けたりすること自体が、奇跡的。

野辺の花や、星の配列、夕日、そういう自然の美しさも、奇跡的です。
子どもたちの笑顔、恋人たちのまなざし、そういうのも奇跡・・・
生きていることだけでも奇跡的なんだなと思う。
そういう意味で、あまり求めないことも大事なんじゃないかな。

人の生きがいは、与えてもらうことよりも、与えることにあるんじゃないかなって思う。

だから、周りの人たちや、モノゴトを愛しんで、心穏やかに暮らすこと。
それが奇跡を起こすために必要なことかもしれない。

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藤村 正宏
1958年、北海道釧路生まれ。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。集客施設や企業のコンサルティングを行っている。コストをあまりかけない、誰でもカンタンにできる手法で、圧倒的な成果をあげている。 執筆活動、講演活動もする。現在フリーパレット集客施設研究所主宰。

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