
コンテンツをAIに相談する
最近、僕もSNSの発信内容について、AIに相談することがよくあります。
彼ら(AI)は本当に優秀です。論理的で、話の破綻もなく、日本語の文章の組み立ても実に見事。僕が「こんなテーマで書いて」と頼めば、数秒で「100点満点の発信案」を提示してくれます。
でも、そのまま投稿したりしません。
「これ、僕じゃなくても書けるよな」ってこと。
完璧すぎる言葉は、誰の心にも刺さらない
AIが作る文章は、いわば「優等生の解答」です。
誰にでも当てはまるし、誰も傷つけない。けれど、裏を返せば、誰の心にも深く刺さらないということでもある。
もし、みんながAIに頼りきって、AIが吐き出したままの文章を投稿し始めたらどうなるか?
SNSのタイムラインは、同じような論理、同じような言い回しの、無機質な言葉で埋め尽くされてしまいます。
それはまるで、全員が同じお面を被って歩いているような、不気味で退屈な世界になっちゃう。
だからこそ、僕はAIからもらった「完璧な骨組み」に、あえて「不純物」を混ぜたりします。
「失敗」や「ダメな自分」こそが、最強のコンテンツ
その不純物とは、僕自身の生々しい体験です。
特に、AIが逆立ちしても書けないようなこと。
「こんな大失敗をしてしまった」という情けない話
思わず「やれやれ……」と肩を落とした、格好悪い出来事
自分の、どうしようもないマイナスな性格や、人には言えない弱点
今年の1月にInstagramに投稿した失敗談。
コーヒーを淹れている途中、そのコーヒーのドリップをひっかけて、自分のお腹のあたりと、キッチンの床に派手にこぼした。
普通の人だったら、かなり落ち込む被害。
だって、買ったばかりのカシミアのセーターの前の部分が、コーヒーと湿った粉でドロドロ。おまけにキッチンの床が惨劇の後状態。
でも、僕はそんなことでは、落ち込まない。
しょっちゅうやってしまう失敗だから。
色々なことを考えているから、ついついコーヒーのことを忘れちゃう。
セブンイレブンのコーヒーなんて、その場ですべてひっくり返して、全部無駄になったことも2回ある。
タバコの火を落として、お気に入りのセーターに穴をあけることも。
「思う通りにならないのがデフォルト」って思っているから、そんなのは瑣末なことになる。
動揺も感情の乱れも、ほとんどない。
そんな内容です。
AIなら「修正すべきエラー」として削除してしまうような部分こそが、実はSNSでは一番の魅力になる。そう思うのです。
人は、誰かの「成功」には嫉妬しますが、誰かの「失敗」や「弱さ」には、親近感を覚え、共感します。
完璧なAI時代だからこそ、僕たち人間に求められているのは、スマートさではなく「愛すべきダメさ」なのかもしれません。
SNSを「義務」から「遊び」へ変えよう
SNSを頑張るほど疲れてしまう人は、きっとどこかで「完璧な自分」を演じようとしているはずです。
でも、これからはAIにロジカルな部分を任せ、僕たちは「人間味」を出すことに集中すればいい。
そう考えると、発信はもっと気楽で、楽しいものに変わります。
3月11日の「藤村流 AI時代のSNS活用セミナー」では、僕が実際にAIとどんなやり取りをして、そこにどうやって「自分らしさ」を味付けしているのか、その具体的なプロセスをお見せします。
難しい理論を学ぶ時間は終わりです。
AIを味方につけて、自分をさらけ出し、SNSという広場で新しい繋がりを楽しむ。
そんな「これからのSNSの遊び方」を、10名という少人数で、じっくりと分かち合いましょう。僕の「どうしようもない部分」も、当日たっぷりお話ししますね(笑)。
今度の水曜日です。あと少し席が残っています。
和泉多摩川のエクスマスタジオで、お会いしましょう。
■開催詳細
【日時】 2026年3月11日(水)14:00~17:30(終了後、懇親会)
【会場】 エクスマスタジオ(東京都狛江市/和泉多摩川駅 徒歩1分)
【定員】 10名
【参加費】 15,000円(税別/懇親会費込み)
▼ 詳細・お申し込みはこちらから
3月11日(水) トークセッション「藤村流 AI時代のSNS活用セミナー」リアル開催
遊ばざるもの、働くべからず。
藤村正宏
藤村 正宏
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