「電話の枕コトバ」仕事が増えたきっかけはささいなことから

いいアイデアの出る会議、会議の名称を変えてみる

おはようございます。
今日は、カメラのキタムラさんの「ワクワクミーティング」です。
面白い名前の会議でしょ。
会議の名称を、こんなふうに替えるだけで、本当にワクワクする楽しい会議になるんです。
これはホントのこと。
結果的に、楽しい場の雰囲気になって、突拍子もないアイデアや、普段は出てこないアイデアも出てきます。

そうしたいのなら、そうすること。
会議の名称を、もっと楽しそうな名称に変えてみるっていうのも、イノベーションなのかもしれません。

以前、ボクの本にも紹介しましたが、社内で出る電話の枕コトバのことを書きます。
都内で会社を経営するある社長さんの話。

電話の枕コトバ

かかってくる電話に社員が「ありがとうございます。○○です」と対応するのを聞いていて、その「ありがとうございます」という言葉に心がこもっていないことに気がついたんですね。
“ありがとう”が“ありがとう”になっていない。
記号になってしまっているってことです。
これって、お客さまに失礼だな。
そう思ったそうです。

電話の枕コトバって知ってた?

電話の枕コトバって知ってた?

そこで、一計を案じて、社員たちにこう言ったんです。

「ありがとうという代わりに、毎日日替わりで、もっと心のこもった電話の枕コトバを考えろ」と。

その日からこの会社では「世界に飛躍する○○です」「いつも楽しい○○です」という電話の応対を始めるようにしました。
毎朝朝礼で、「今日の電話の枕コトバは、『いつも元気な○○です』です」と発表して、会社にある電話機すべてに枕コトバを貼って、徹底するようにしました。

やがて、取引先の会社から
「お宅の会社はユニークで面白いね」
「今日はどんな言葉を言ってくれるのかが楽しみで、用もないのに電話しちゃうんですよ」
などといった声が聞こえるようになってきた。

社員たちも社員たちで、その電話の枕コトバを、最初は恥ずかしがりながら言っていたのに、だんだん楽しくなってきて、積極的に電話に出るようになった。
それがきっかけに、取引先とのコミュニケーションがより深まっていったそうです。
それにつれそして不思議なことに、新規の仕事も増えてくるようになった。

おざなりな電話の対応を変えることで、このの会社は劇的に変化した。
社員の士気が上がり、お得意とのコミュニケーションがよくなったわけです。
ここの社長が、この「電話の枕コトバ」についてこう言っていました。

「その日少々元気のない社員でも、『いつも元気な○○です』と電話に出るためには、元気に電話に出なければなりませんよね。暗い言葉で、言えないんです。いつもおとなしい女性社員も、内気な人も元気になって、社内も明るくなるんですよ」

日々のちょっとしたアイデアや改革が売り上げアップにつながるんですよね。

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藤村 正宏
北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」

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