今年はビジネスの概念を「楽しむ」にシフトするといい

箱根駅伝、青山学院大学が圧勝

今日はお正月3日目で、日曜日。
暦の並びがそうなので、明日から仕事を始める会社も多いですよね。
今日でお休みが終わりという会社もあります。
また、今年一年のスタート、がんばりましょう。

今日はやっぱり「箱根駅伝」のことを書かなきゃならないだろうな。
今年も、とってもおもしろかった。
青山学院大学が、完全優勝でした。
完全優勝というのは、スタートからゴールまで、往復すべて、一度も抜かれなかったってこと。
往路5区、復路5区。
合計10名の選手が常にトップを走っていたことになります。
これは1977年、日体大以来、39年ぶりの快挙。
記録もすごいものでした。
2位に7分11秒の大差をつける圧勝。
2年連続の総合優勝を果たしました。
圧倒的だね。

青学大が箱根駅伝「2連覇」。写真はアンカーの渡辺利典(c)朝日新聞社

青学大が箱根駅伝「2連覇」。写真はアンカーの渡辺利典(c)朝日新聞社

遊び心と楽しさが重要

昨年は「ワクワク大作戦」で初優勝を飾った青学大でした。
今年の作戦名は「ハッピー大作戦」。
遊び心があふれているというか、余裕すら感じる。

でもね、ずっと中継を見ていたけど、選手たちは笑顔にあふれていました。
区間賞を獲得したある選手なんて「初めての箱根でしたけど途中から、沿道の声援を受けながら、とっても楽しかったです」と笑顔で答えていた。
総合優勝直後のインタビューでは、監督の原さんが「今、ハッピーですか?」と聞かれ、「ハッピー指数300%に上がりましたね」とやっぱり笑顔でした。

もちろん、昨年優勝しているチームですから、今年のプレッシャーは相当なものだったはずです。
マークもきつくなり、各選手も調べ上げられ、対抗されるわけでしょ。
だから、ものすごく練習したんだと思う。
でもね、つらい練習やプレッシャーも、すべて「楽しむ」という思考に変えていったんだと思う。
ともかく、走ってタスキをリレーする駅伝は、楽しいんだ。
だから当然練習だって、基本だって、すべて楽しい。
そんなふうに脳が認識するくらい、刷り込んだんじゃないかな。

だって、他の大学も、みんなすごい選手を揃えているんです。
東洋大学、駒澤大学、早稲田大学。
きっと記録を持っている、超エリート集団です。
だから、そんなに差はあるわけないんです。
でも、他のチームが足元にも及ばない、圧倒的な勝利ですよ。
なんども言いますが、僅差なんていうものじゃない、圧倒的勝利です。

これはメンタルの部分としか考えられない。
テクニックやスキル、体力、筋力、持久力などのフィジカルでは差がない。
だったら、あとはメンタルの差です。
メンタルもフィジカルに影響することは間違いないわけですから。

厳しい、つらい、努力しなきゃならない、などなどをすべて「楽しむ」に変換する思考と行動。
青学の登場で、今までの駅伝とは、全然ちがうイメージになった。
これが、「圧勝の要因」なことは、間違いないと思う。

時代は変わった、ビジネスも変わらなきゃ

ビジネスも同じです。
圧倒的な成果をあげたかったら、今までの概念を大きく変革すること。
仕事は厳しいとか、つらいとか、努力しなければならないとかを、すべて「楽しい」に変換する。
そうしたら、必ず大きな成果につながるのです。

青学の選手が、みんな楽しそうに走っているのをみながら感じたのは、概ねそんなことだ。

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藤村 正宏
北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」

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