お客さまと相思相愛になることが成功する秘訣

現代に合ったマーケティング発想が大切

これからの時代、「売る力」がない経営者は、やっていけません。
ビジネスというのは、売ることが本質なのですから。
いい商品があれば売れる、こだわった商品があれば売れる。
そんなのは危険な考え方です。

モノが売れない時代でも、安売りせず、お客さまをたくさん集め、大きな利益をあげている会社がたくさん存在します。
そのちがいは何でしょう?
それは「売る力」なのです。
どんな仕事だって、売る力がなかったら、やっていけません。
でも勘違いしないでください。
今の時代は、売る力といっても、売り込みとはちがいます。

ゴリ押しして買ってもらう。
しつこくつきまとって買ってもらう。
泣き落しで買ってもらう。
交渉して買ってもらう。

のとはちがいます。
こういうのを営業力と思っていたら、あなたの会社はいずれ行き詰るでしょう。

資本主義は限界かも

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「売る力」とは、あなたのお客さまに、あなたの商品を自然に欲しいと思わせることです。
そして、無理強いしないで買ってもらうこと。
カンタンに言うと、これが現代のマーケティングです。
今の時代に合ったマーケティング発想で、売る力をつけましょう。

好きになってもらうことが肝心

ほとんどの生活者は、モノはたくさん持っています。
エアコンだってTVだって、車だって、もう必要な人には、だいたいいきわたっています。
だから、モノをモノとして売っていては売れない。
もう10年以上前から言われていることです。

だから今は、いきなり買ってもらうことを考えるより、これからあなたの見込み客になりそうな人々と、関係性を作り出してから買ってもらったほうが、よく売れるのです。
関係性というのは「つながり」です。

そのためにあなたのことを好きになってもらうことが肝要です。

「売る力」
これは交渉力とか、売り込みとか、押しの強さとか、そういう類の力ではありません。
逆にそういうことはマイナスに働きます。
「売ろう!売ろう!売りたい!」と思っていたら、売れないのです。

店に入って商品を見ていると、ここぞとばかり店員が寄ってきて、しつこく商品を勧めるところ。
こういうことをやっていたら、今はいいかもしれませんが、そのうち口コミで広まり、敬遠されてしまいます。
袖が長すぎるのに、「お似合いですよ」なんて言う店員のいる店は、二度と行きたくないですよ。

今の時代、「売ろう!売ろう!売りたい!」が逆効果になっているのです。

「お客さまによろこんでもらうこと」、これを最初に考えなければ、どんないい商品でも売れません。
そのためには、あなたを好きになってもらうことが最重要です。

広告や販促を見ていると、いきなり見ず知らずの人に「買ってください」と言っているようなものばかりです。
売りこみだけの広告や、セールの案内だけのダイレクトメール、ただ商品だけ並んでいるチラシ・・・。
もっと相手の気持ちを考えたアプローチをしなければ、お客さまには届かないのです。
いきなり、「買ってください、買ってください」と言い寄っても、効果が薄いのです。

あなたのお客さまを、あなたに夢中にさせることが、ビジネスで本当の成功を手に入れる方法なのです。
あなたのことを好きになってもらう。
あなたの商品や店、会社を好きになってもらう。
そうすると、売ろうと思わなくてもお客さまは、よろこんであなたの商品を買ってくれる。

「内容はどうでもいいよ、あなたがすすめるのなら買うよ」そういうことです。

お客さまを好きになり、お客さまに好きになってもらう。
これが、これからの時代に目指す経営です。

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藤村 正宏
1958年、北海道釧路生まれ。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。集客施設や企業のコンサルティングを行っている。コストをあまりかけない、誰でもカンタンにできる手法で、圧倒的な成果をあげている。 執筆活動、講演活動もする。現在フリーパレット集客施設研究所主宰。

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