コンテンツの力はなくなった|コンテクストの時代

ビジネスの世界って面白くない人が多い

最近、ビジネスの世界って面白くない人が多いなって思う。
「損得勘定」とか「世間体」とか「プライド」とかで、がんじがらめになって、発信が面白くない。
そんなの読みたくないよ。
そんなのあなたから、聞きたくないし。

ま、以前からそうだったんだろうけど、ブログやFacebookが普及したことで、そういうつまらない発信が目立つようになっているんだろうな。
じゃあ、見なきゃいいじゃん。
そうなんだよね。
見なきゃいいんだよ。
だから、見ない。
でも、目に入ってくる。
(って、ボクのこのブログも面白くなかったら、読んでもらわなくてもいいからね)

ビジネスっていうことになると、ホント当たり障りのないこと言うんだろうな。
もったいないと思う。
ボクの周りには、ビジネスでも、かなり個性的な発信をするビジネスマンや経営者が多いからいいけどね。

しがらみとかがない、学生の頃がなつかしい。
みんな純粋に表現していた。
自由に発信してた。

早稲田大学で演劇をやっていた

ボクは大学生のころ、演劇をやっていました。
明治大学でしたけど、早稲田大学の演劇研究会の中の、「劇団森(SHIN)」という劇団です。
この劇団の旗揚げから卒業するまで芝居三昧の生活でした。
いいお芝居をやっていて、けっこう人気のある劇団だった。
ボクも出演したり、作演出をしたり、大学四年間はこの劇団で活動していた。

ボクがいた劇団

ボクがいた劇団

今調べてみたら、まだあるんですね。
【劇団森公式ホームページ】
1960年代からあるって書いてあったけど、本当は1978年くらいに旗揚げしたんだよね。
劇団COM」というところが母体だったんだけど、メンバーの中で芝居の方向性がちがうってことになって、新しい劇団を立ち上げようということになって、立ち上げた。
最終的に名前の候補がふたつになって、決選投票をした。
「アートシアター ブルーシティ」と「劇団 森」
当時、加納さんという女優がいて、よく主演していた。
その人が、役者の岸田森が好きで、それで森になったんだと思う。
ボクは名前なんてどうでもよかったんだと思う。
みんなで芝居を作ることだけで、とっても楽しかったから。

この頃の発信は、金銭的に儲けてやろうとか、世間体がどうとか、スポンサーの利益に反しないこと、など、そんなのなかった。

だから面白かったと思う。
純粋にその発信が面白かった。
物語、演出、メッセージ性。
だから学生の芝居ってバカにできないほど、レベルが高かった。
ボクたちの劇団だけでなく、他の学生劇団もすごかった。

本当に企業のメディア化なんてできるのか?

企業がメディア化しなければいけない、とか言われているけど、本来の意味で企業がメディアすることなんてなかなか難しい。
せいぜいメディア化ごっこ。
覚悟が必要だからね。

有名企業のオウンドメディアとかを見ていると、本当に面白くないコンテンツばかり。
企業という前提条件があるので、損得勘定が入り、発信にバイアスがかかることもある。
たとえば、電力会社から多額の金額をもらっているメディアは、反原発の意見は言わないでしょ。
あるいは、批判され、炎上するのを恐れていると、当たり障りのない、ノウハウだけのコンテンツ。
だから個性的な尖がった発信ができなくなる。
そんなの面白くないですよ。

言わないけど、よくオウンドメディアの成功例で取り上げられている有名企業も、どこが面白いのか、まったくわからない。
誰が言ってもいいような、ノウハウなんて、別にあなたの会社から聞かなくてもいいから。
そういうこと。
その会社が発信する必然性がまったくない。

やれやれ・・・。

コンテンツの力はますます落ちてきている。
コンテンツの時代は終焉を迎えたって感じ。
もっとコンテクストを発信しなければならない。
あなた自身の、あなたにしか発信できないコトです。

それは、ノウハウや情報ではなく、あなたの生き方、思想、哲学、価値観、さまざまなあなた自身です。
コンテンツではなく、コンテクスト(文脈)の時代になったです。

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藤村 正宏
北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」

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