「ちゃんと伝わるもの」をつくるには 「ちゃんと感じられる自分」でいることが大事

北海道のリゾートホテルのラウンジで、パソコンを開いた。
新緑が、窓の外いっぱいに広がっている。
芝生の上には、芝桜のピンクがにじむように咲いていて、
その向こうには、やわらかな光をまとった森。

仕事をしに来たんだけど、この空間は、なんだか「働く」って言葉とは少しちがう。

香り高いコーヒーが、そっと湯気をたてている。
静かに流れるBGMが、頭の中の雑音をすっと拭ってくれる。
スタッフさんの立ち振る舞いにも、無理がない。
すべてが、ちょうどいい距離感で、そこにある。

人間って、環境にすごく影響されると思う。
いつものデスクだと進まないことも、
ここだとするすると言葉が出てくる。
頭の中の引き出しが、ひとつずつやわらかく開いていく感じ。

「ちゃんと伝わるもの」をつくるには、
「ちゃんと感じられる自分」でいることが大事なんだな。

それは根性論とか努力じゃなくて、
風の通り道に、自分を置いておくようなこと。

がんばるって、
力をこめることじゃなくて、
力を抜ける場所をちゃんと持っていることなのかもしれない。

ラウンジでのひととき。仕事の時間じゃなくて、人生の時間として、心に残る場所になっている。

「北天の丘 あばしり湖鶴雅リゾート」のラウンジで、仕事をしながら思っていたのは、おおむね、そんなことだ。

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北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」
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