iPhone6とアップルウォッチが発表になった
昨日、アメリカのアップルがiPhone6とアップルウォッチの発売を発表しましたね。
あのプレゼンを見ていて、久しぶりに、モノが欲しくなりました。
それと同時に、すごい世の中になったなって、思った。
今の時代は本当に先が見えないような状況です。
5年後なんてもちろん、1年後だって予想が難しくなっています。
たとえば、今から5年前に、スマホがこれだけ普及するなんて、予想できた人なんていないと思う。
それくらい世の中が、速いスピードで変わっているわけです。
あなたの仕事もそうです。
確実に安定した仕事なんてない。
安定しているように見える公務員だって、大幅削減になって、給料が半分になるかもしれません。
それだったらまだいいですけど、公務員の半分を削減するなんてことになるかもしれない時代です。
そんなこと、ありえない、なんて誰が言える?
公務員だってそうなんだから、民間企業なんて、不安定きわまりありません。
一見安定している大企業だといえども、いつ何がおきるかわからない時代です。
ITテクノロジーやロボットの進化は仕事を変える
ITテクノロジーの進化は、すさまじいスピードで加速度を増しています。
ボクらの掌に入る、スマホだって、すごい進化でいろいろなことができるようになっています。
さまざまなことが1台でできる。
コンパクトデジカメ
ボイスレコーダー
携帯音楽プレイヤー
カーナビ
スピード違反オービス感知器
天候の詳細なレーダー
分度器や水準器、懐中電灯、電卓・・・
従来製品が売れなくなりますよね。
そうすると、従来製品を作っていた会社や関係者が収入が減る。
さらに3Dプリンターや性能のいいロボットなど新しい製品の登場で、いろいろな職業がそれにとって代わられる。
スーパーのレジ係り、電話営業、工場の単純労働、歯科技工士、スタジオミュージシャン、カメラマン、デザイナー、知識を教えるだけの教師・・・などなど。
もしかすると、いずれ、自分に一番似合う髪型にカットしてくれて、染めてくれる、そういう「全自動美容サロン」なんかができるかもしれない。
誰よりも技術があって、お客さま一人ひとりに適合した髪型を完成させてくれて、早く安くできたら、今の美容院の半分くらいは消滅するかもしれません。
ある日突然、誰かがそういう美容ロボットを開発して、廉価で流通させたら、美容師の仕事は、ある日突然、なくなる。
そいう日が来ないとは、誰も言えないような状況なのです。
2つ以上の仕事をする
そんな不安定な時代だということを認識することです。
最近、さまざまな人が言っていることですが、どんな人も複数の職業を持ったほうがいいということ。
この考え方は、とっても面白いと思う。
たとえば、会社に正社員で働いていて、その会社がどうにかなったときに、もうひとつ収入源がある。
セーフティーネットがあるってこと。
今やっている職業の他に、もう一ツ仕事を意図的にもってみるということ。
そして、その別の仕事は必ず、好きなことを仕事にすること。
そう考えてみましょう。
最初は、趣味の延長線上でかまいません。
好きなコトを仕事にできないかを考えてみることです。
サッカーが好きだったら、サッカーのコト。
歴史が好きだったら、歴史のコト。
人前で話すのが好きだったら、そういうコト。
なんだか、iPhone6の話しから、知らず知らずこういう展開になってきた。
あのプレゼンを見ていて思ったことは、概ねそんなことだった。
藤村 正宏
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