ロジカルが限界にきている
昨日は山形県鶴岡市でセミナーをしました。
主催は「鶴岡TMO(商工会議所)」と「みんなで集えば文殊の知恵(鶴岡のFacebook勉強会)」でした。
約160~170名の方々が参加してくれました。
これから経営は感性の時代になるという話をしました。
ロジックなことに頼っていると、みんな同じ結果になるから、違いが出ないということ。
だから
ワクワク
ドキドキ
なんとなくいい
楽しそう
美しい
そういう感情を経営に取り入れていく。
定量化できない(数字やロジックではない)世界でどう意思決定するのか。
経営者やリーダーには感性(センス)が必要な時代になった。
これは間違いなくそうなります。
マサチューセッツ工科大学のビジネススクールやスタンフォード大学のビジネスコースなどでは、演劇の授業を取りれたり、美術鑑賞の授業があったり、感性を豊かにすることに時間を費やしています。
ここにきて大きくシフトしているように思われます。
ロジックでビジネスをすることに限界を感じているのです。
感性は何歳になっても磨くことができる
感性とかセンスというと、「俺はセンスがないから」「私は感性が豊かじゃないから」って最初から否定する人がいますが。
感性というのは磨くことができます。
それは何歳になっても磨くことができるものなのです。
感性というのは知識と経験の総量ですから。
「いかに深く考えることができるか」ということなのです。
表面上だけで捉えるのではなく、本質まで迫るくらいに、深く考えてみることが大事です
だから映画を観た時、いい映画だと思ったら、必ずパンフレットを買って、読み込んでみることです。
製作者の意図がどこにあって、映画というメディアを使って何を伝えたいのか。
それを深く考えること。
美術館で美術展を観る時にもできたら図録を買うことです。
その美術展の背景を知ることが大事です。
作者の意図を想像することです。
もし音声ガイドが貸し出されていたら、有料でも借りることです。
小説を読む時にも、演劇を観る時にも、服を選ぶときも、深く思考すること。
そうすると、より楽しめるようになる。
そんなことを繰り返していると、感性が豊かになって行きます。
いつか自分が感性豊かになっているのに気づく、
美しい風景に出会った時の感じ方も変わっているはずです。
ビジネスに感性が必要になるのは時代の必然なのです。
募集中 東京エクスマセミナー
3月20日、東京の渋谷でエクスマセミナーです。
詳細はここを見てください。
募集中 北海道比布町エクスマセミナー
3月25日(日曜日)比布町エクスマセミナー
ゲスト講師は釧路の社長、嶋倉真人さん(タイソン)が決まっています。
他、比布町がエクスマを活用してどう変わったか、などを話す予定です。
【参加費】25000円(消費税込み 夕食付きです)
【定員】 50名
【会場】北海道比布町『遊湯ぴっぷ』
から申し込みはできます。
藤村 正宏
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