
リアル開催のエクスマセミナー『進化論的ビジネスデザイン』7月26日(火)大阪
テクノロジーが進化したのではなく テクノロジーを身に付けた人間が進化した
スマートフォンは社会制度や人々の価値観に影響与えました。
2007年にiPhoneが出て今年で15年になります。
わずか10数年で、iPhoneは人々の生活を変えました。
2022年、日本では18歳以上の94%がスマホを使っています。
一日のうちにスマートフォンを利用している時間 スマートフォンの利用時間
2017年128分
2018年170分
2019年191分
2020年以降、コロナ禍になってさらに伸びている。
店に行かなくても買い物ができる。
銀行に行かなくても振り込みができる。
テレビや新聞を見なくなった。映画やドラマを好きな時間に好きなだけ観られるようになった。
メディアに接することが自主選択的になった。
図書館で調べなくても深い情報を手に入れられる。
レコードやCDを買わなくても何万曲の音楽を聴けるようになった。
SNSで誰もが自分を表現して自己創造できるようになった。
SNSで「つながる」ことの価値が高くなった。
スマートフォンを手に入れた現代人は、確実に自分の能力を拡張しました。
それも飛躍的にと言ってもいいくらい。
これって、人類が新たな生物的進化をしたんじゃないかなって思うのです。
そう仮説してみると面白い。
なんでもできる機器を手に入れた人類は、自らスマートフォンを利用することを選択し、それによって行動が劇的に変化したわけです。
もはやスマートフォンで電話をかける人はかなり少なくなってきているしね。
行動が変われば生き方も変化していく。
ダーウィンの進化論みたいです。
誰もが当たり前に使用するようになったスマホ。
仕事も娯楽もなんでもできるようになった中で、どのように使っているのかは人それぞれです。
何に時間を費やしているかは違っても、共通しているのは、スマホとともに生活していること。
あなたのビジネスは、スマホの中でどのように存在しているのか。
あなたのお客様は、スマホの中のどこにいて、何に時間を費やしているのか。
刻々と変化する時代の流れの中で、常にこの視点を持つことが大切です。
企業も消費者も対等な立場でスマホの中に溶け込んでいるのです。
大丈夫!お金をかけなくてもできることもたくさんありますから。
今後、どういう考え方で自分のビジネスのデザインをしていくといいのか。
具体的な事例を交えながら、そんなヒントや気づきのあるセミナーにしたいと思っています。