自分の一番古い記憶は何だろう、そんなこと考えたことありますか?

一番古い記憶について考えてみた

エクスマ新春セミナーで創った、演劇のテーマについて、ちょっと書きます。

演劇星影の小径のキャスト挨拶

自分の一番古い記憶のことを考えたことがある。
幼年期の頃、まだ3歳とかの記憶。

父の膝に抱かれ、何かを食べている。
大根とジャガイモの畑で土の匂いがしている。
近所の同年代の女の子が遊んでる途中に転んで、泣きながら家に帰っていく。
夏のワンピースを着た母とおぼしき女性と、サルスベリの紅い花を見上げている。
祖母に手をひかれているんだけど、その祖母の姿が逆光になっていて、その向こうにキラキラと輝いている青い海が見える。

色々と思い出すあことがあっても、どれが一番古いものか、わからなかった。
たぶん、最後の二つのどっちかだと思う。

いずれにせよ、記憶があるということは、仕合わせなこと。
楽しい記憶、甘い記憶、仕合わせな記憶、温かい記憶。
辛い記憶や、悲しい記憶。
小・中学生の頃の友達遊んだ思い出。
高校生の頃、ジャズ喫茶で本ばかり読んでいた思い出。
大学生の頃、毎日芝居ばかりやっていた思い出。
娘たちが小さくて可愛いかった頃の思い出。
そんなたくさんの思い出に彩られているのは、仕合わせな人生だなと思う。

そして、記憶というものは、儚いものでもある。
どんどん記憶が薄れていくのは悲しい。その喪失感・・・。
儚い記憶があるということが、人間らしさなのかもしれない。

人工知能には記憶はない。AIは記憶や思い出という概念ではなく、正確なデータとして覚えている。
不老不死の人工知能には、記憶を懐かしがったり、思い出を大切にしたりする必要がないから。

新春セミナーの演劇「星影の小径」は、日ごろ考えている、そういうことからできあがっていった。

星影の小径というのは、昭和25年に大ヒットした歌謡曲。
新春セミナーのパンフレットに書いた文章はこれです。

星影の小径

星影の小径

「星影の小径」という歌を最初に聞いたのはいつだったろう。
ちあきなおみさんが歌っているTVのコマーシャルだったと思う。
でもこの歌は昭和25年に発売された歌謡曲。
甘い旋律と「アイ・ラブ・ユー」という英語の歌詞が斬新で、大ヒットした。
日本の歌で「アイ・ラブ・ユー」が初めて使われたもの。
今聞いても、とてもいい。

昭和25年といえば1950年。70年くらいも前。
父と母が結婚した年。父は23歳、母はまだ19歳だった。その8年後にボクが生まれる。
当時としては珍しく恋愛結婚だったそうだ。
若かった両親もきっと、このロマンティックな歌を、聞いていたと思う。
二人とも早く亡くなったので、今となってはわからないが、この歌を聴くと、若かりし頃の両親が新婚だった頃の仕合わせな時代を勝手に想像する。
二人で腕を組みアカシアの並木を歩いている、そんな光景が目に浮かぶ。

記憶というのはなんだろう。
ボクたちは記憶があり、それを思い出し、様々な感情になる。
たくさんの楽しい記憶、甘い記憶、辛い記憶、悲しい記憶がある。
そしてその思い出は、この世を去る時には、どうなるのだろう。
そんなことを考えてしまう。

科学技術が発達すると、人間の体はどんなところも機械に置き替えることができるようになる。
人間の体がすべて機械に置き替わっても、意識や記憶があれば、それは生きているということになる。
記憶や意識がそのまま人工知能に移植できる時代になったら、体はすべて機械、脳も人工知能、でも記憶と意識は今のままという自分。
もし生きることが、記憶や意識だとするなら、それは不老不死を手に入れるということなのかもしれない。

いずれ人工知能が進化すると、ボクたち人間は「人間とは何か?」という問題に向き合わざるを得ない時がくる。
その時、人間の人間たる証というのは、何だろう。
人間が生きるというのはどういうことなのだろう。
ボクたちはどこから来て、どこへ行くのだろう。

劇中ではアンドロイドが歌う設定

演劇の中では、アンドロイドのガラシャ役の、下澤美香さんが、アカペラで「星影の小径」を歌いました。
チャイナドレスを着てもらったのは、自由劇場の「上海バンスキング」の吉田日出子さんへのオマージュです。
「上海バンスキング」というのはミュージカルで、演劇市場に残る、間違いなく我が国が誇る最高傑作舞台の一つ。

下澤さんの歌は、狙っていた儚さが出ていて、とても雰囲気がよかった。

一番古い記憶を探っているうちに、思い出とか、生きることとか、喪失感とか、人工知能とか、おもむくままに思考が飛んでいって、その要素が形になったのかもしれない。
記憶があるということが人間の人間たる証なのかもな。

ちあきなおみさんの「星影の小径」のユーチューブをリンクしておきます。

今後のエクスマセミナー等の予定

一番近々にあるのは2月14日のエクスマトークライブです。
激変している社会、これからどうなるのか、どういう姿勢でビジネスをしたらいいか、などなど、エクスマの思想を元に、3時間お話しします。

【日時】2019年2月14日(木曜日)午後2時から5時まで。
【会場】エクスマスタジオ
東京多摩川の左岸(小田急線、和泉多摩川駅徒歩30秒)
【参加費】10,000円
【定員】20名まで。
【懇親会】セミナー後、懇親会があります。
参加できる人は絶対に参加した方がいい懇親会です。別途4~5千円です。

【テーマ】エクスマ的SNS活用法セミナー

以下のフォームからいますぐ、参加表明してくださいね。
あなたを待っていま〜す。

【2月14日エクスマスタジオトークライブ参加申し込みフォーム】

エクスマトークライブ

エクスマの基本になる様々なテーマのトークセミナー。
「モノを売るな!体験を売れ!」
「差別化ではなく、独自化」
「安売りするな!価値を売れ!」
などなど10種類くらいのエクスマの基本のテーマから毎回一つのテーマで実施します。参加者は15名から30名くらいの少人数でやっています。

午後2時から5時まで。(懇親会は希望者)
基本的に藤村が全て話します。
まだエクスマセミナーに来たことのない人。友人にエクスマを体験させたいと思っている人。誰でも参加できます。

参加料は10,000円。

214日(木)東京以降の予定は以下のようになっています。

227日(水)仙台
316日(土)長崎
45日  (金)東京
510日(金)東京
67日  (金)釧路
621日(金)札幌
95日  (木)東京
1031日(木)東京
1219日(木)東京
ぜひ今のうちにスケジュールに入れておいてください。
他にも実施する予定ですが上記以外は未定です。

エクスマセミナー

エクスマの中心になるセミナー。

午後1時から夕食付きで午後9時まで。(約8時間)
藤村の話はもちろん、エクスマで成功した塾生さんの話が聞ける。
参加料は25,000

329日(金)大阪
415日(月)東京
514日(火)大阪
618日(火)東京
8月  7日(水)東京
1017日(木)東京

他にも実施する予定ですが上記以外は未定です。

エクスマ塾生募集

エクスマ塾に参加したいって思っている方は、以下詳細ブログを呼んでください。

2019年エクスマ塾 参加者募集|塾で学び卒業して活躍している塾生たち

塾生さんだけ参加できる「エレメントE」

エクスマ塾生さんだけが参加できる、参加者20人前後の少人数でやる特別なセミナーです。

エレメントというのは要素。
普通のセミナーではできない話をするセミナーです。
例えば今までにやったセミナーだと。
「映画で気づくマーケティング」
「村上春樹の初期三部作から気づくマーケティング」
「ビジネスで大切なことはみんなジャズが教えてくれた」
SNSの最新事情と活用法」
Twitter特訓講座」

今年も面白いテーマで実験的なことをやっていきます。
午後1時から5時まで。(懇親会は希望者)

20名まで。
参加料は10,000

28日(金)東京(満員キャンセル待ち)
38日(金)大阪
44日(木)東京
59日(木)東京
63日(月)東京
78日(月)東京
81日(木)大阪
96日(金)東京
1030日(水)東京
1126日(火)大阪
1220日(金)東京

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藤村 正宏
北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」

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