インターネットが発明されて25年なんですね

20年間インターネットでビジネスをやってきた

インターネットが発明されて、今年で25年なんですね。
ボクは1994年からインターネットを使っているので、20年使っているってことです。
web2.0の前、まだまだインターネットがインタラクティブ(双方向)ではなかった頃です。
電話回線を使って、今に較べれば、超がつくほど遅い時代です。

そんな当時、インターネットが面白くて、毎晩、毎晩、ネットサーフィンや掲示版、チャットをやっていました。
「テレホーダイ」っていう、NTTの定額料金がまだない頃は、電話料金が月に10万円くらい請求されたこともあった。
そして、当然、寝不足。

そんな時に自分でウェブサイトを作って、コンテンツをアップし、チャットで夜な夜な会話をしているうちに、そのサイトが、毎日すごいアクセス数になった。
どんどんPVは増えていき、ボクはコンテンツを考えるのがたいへんになってきた。
でも、楽しいから仕事が終わったあと、夜中の3時くらいまでインターネットに接していました。

このアクセスを利用しない手はないと思い。
1998年くらいにネットショップを立ち上げて、1ダウンロード500円で小説や音楽ソフト、壁紙みたいなものを売っていました。
月に平均10万円くらい売れました。
会社員の片手間にやって、自動的に売れるのが面白くて、さらにはまっていく。

たくさんの企業ホームページを作った

その当時の仕事は、集客施設の企画。
当然ですが、集客施設にホームページは必要ですよね。
まだまだ黎明期とはいえ、いや、黎明期だからこそ、ボクが提案するホームページはことごとく受け入れらました。
だって、まだそんなこと提案する会社がなかったから。
おまけに、価格も高かった。
いまでは考えられないほどでした。
今の相場の10倍以上はもらっていたと思う。
ボクの親友の音楽家、尾島由郎氏が、インターネットに精通していたので、内部の構造を彼がやってくれた。

全く更新しないで毎月資料請求があったホームページ (現在は公開していません)

全く更新しないで毎月資料請求があったホームページ
(現在は公開していません)

社会教育施設のサイトを創ったり、有名ホテルのサイトもいくつも作った。
有名企業のサイトもたくさん創りました。
ボクらが作るサイトは、まだweb2.0がないころに、双方向の工夫をして、お客さまとのコミュニケーションができるようなものを目指した。

ある植物園のサイトでは、そこに咲いているきれいな花の画像をたくさん紹介しています。
それはプロの写真家が撮影した花の写真。
その写真をポストカードのようなデザインで、友達にメッセージつきで、サイトから送ることができるというもの。
これはアメリカのあるサイトでやっていたことを、真似したんですけどね。

送りたい人は、画像を選んで、贈りたい相手のメルアドを記入します。
そしてメッセージ欄にメッセージを入れます。
後は自分のメルアドを入れて、送信を押すだけ。
そうすると、相手のメールに「○○さんからメッセージカードが届きました」といのが行きます。
そのメールに書いてあるURLをクリックすると、そのカードとメッセージが見られるというもの。
これはとってもよかった。
人気も出たし、メルアドも獲得できます。
そのメルアドにメルマガを送付して、関係性を築いていく。
その後、いろいろなところで、そういうサービスが出てきましたけど、ボクたちがやったのはかなり早い段階だった。

ある有名ホテルの中華料理レストランでは、お会計時に、フォーチュンクッキーをお客さまに差し上げる企画をしました。
中におみくじが入っているクッキーです。
元気の出るコトバが入っています。
それにリンクするように、サイトに占いサイトを作りました。
「ビジネス点取り占い」
元気になるコトバと点数が出てくる。
同じ日にひいても同じコトバが出ます。
12時を過ぎたら、またちがう占いになる。

他にも外資系証券会社のサイトで、株取引の口座開設の資料請求をするために、面白いメルマガを発行して、そこでたくさんのビジネスマンを集め、その人たちを証券会社のサイトに誘導することをやった。
今思えば、ステマ(やらせ)マーケティングですよね。
でも、これは効果があった。

ある企業のホームページでは、1年間まったく更新しないで、毎月資料請求がたくさんあるサイトも作った。
有益な情報をたくさんコラム化して、興味をもってもらい、もっと知りたい人に資料請求してもらうという、まさに今やっているコンテンツマーケティングの原型みたいなこともやっていた。
まだ20世紀のことです。

ソーシャルメディアがマーケティングの中心になるか?

面白いコトをたくさんやってきました。
ボクはもう20年ちかくネットでビジネスをしてきているってことです。
ある意味、インターネットの黎明期から知っているわけです。

デジタルには、かなり慣れ親しんでいた。
だからソーシャルメディアに時代になって、その可能性を人一倍感じたわけです。(ただの新しいもの好きのおじさんじゃないからね)
実際、これだけソーシャルメディアが発達すると、企業もビジネスのカタチやマーケティングの考え方を変えた方がいい。
本気でそう思います。
古いものは捨て去り、今まで思いもよらなかったイノベーションが必要なのかもしれません。
どんな業種業態も、ソーシャルメディアを中心に据えたマーケティングのシナリオを考える。
それができたら(なかなか難しいですけど)企業は成功すると思う。
そういう時代なんだな。

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藤村 正宏
北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」

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