女性に好かれよう!~女性客に支持されるための5つのポイント

女性マーケティングの時代

女性にモテたいですか?
そりゃ、男性だったらモテたいですよね。
女性に人気のある男性は、成功している人が多い。
というか、成功するためには、女性の支持がなければ成功しないっていうのが本当かもしれません。
これからの時代、個人もそうですが、企業も店も女性に人気じゃなきゃ、ダメかもな。

今日は、女性客と男性客の思考や行動の違いを紹介します。

これから、企業は女性思考に合わせた、商品開発、販促、店づくり、マーケティングが必要です。
だって、消費の80%は女性がコントロールしていると言われています。
家も車も、購買決定権は女性が握っている。女性は持ち物が多い。
ということは、購買機会も多いということ。
女性に支持されなかったら、これからの時代はやっていけないということです。

今までのマーケティングはあまりにも男性的思考すぎました。
今までのマーケティングは、ロジックに訴え過ぎていた。
そうではなくて、もっと感情に訴えなければいけないのです。
感情に訴えることが大事なのです。

女性に受け入れてもらうには、女性思考と男性思考のちがいを知ることが大切です。
女性に支持されるためのポイントです。

男性は「論理」的、女性は「直感」的。
男性は「攻撃」的、女性は「防御」的。
男性は「結果」、女性は「過程」。
男性は「明確」、女性は「曖昧」。
男性は「中心」、女性は「周辺」。

男性は「論理」 女性は「直感」

男のほうがロジックが好きです。
数字を出すと説得力を感じる。
「こういうふうに変えてみたら、売上が12倍になりました」
「金額でいうと何億何千万のプラスになりました」と言うと

男性はすごく納得するんです。
女性は、数字を言わなくても
「これをやったら、こんなにスゴクなったんだよ」と言えば納得してくれます。

直感的にスゴイな、楽しいな、という感じ方をするのが女性で、男性はロジックが好きです。
だから、販促物にしても直感的にわかりやすいかどうか、ということが女性には重要なポイントです。
女性に人気になりたかったら、直観的にわかりやすくなければならない、

スーパーの売場の展示は男性脳的に考えると食品売場とか、○○売場というふうに棚割をしてしまいます。
ウィンナー売場があってマスタードや調味料は、ウィンナー売場から離れた別の売場に売っています。
男性脳的にはそれで正しいんです。
でも、ほとんどの消費者は女性です。
ウィンナー売場の冷ケースのところに棚をつくって、マスタードを置きました。
そうしたら、ウィンナーの売り上げが24%アップしました。
男はすぐに分けたがるけれど買い物というのはそうじゃない。
最近のスーパーはそうなってきつつあります。
お豆腐の横に生姜を置いてあったり、パスタの横にバジルがあったり。
関連展示をすると、直感的にわかりやすくなるということです。
直観的かどうか。それが大切になってきます。

男性は「攻撃」 女性は「防御」

女性は、「攻撃的」なマーケティングを嫌います。
だから、「試食」、「試着」、「お試し」は重要です。

たとえばブティックなどでは試着をしやすくしてあげるとか、試着室を広く、居心地がいいようにすると売上も増える傾向があります。
レストランなんかだと、調理しているのが見えるオープンキッチンなどは女性には人気です。
女性のお客さまには「安心感」を与えることが大切なのです。

営業や接客販売も、いきなり売り込まないほうが効果的な場合が多い。
攻撃的に売り込まれることを嫌うのです。
だから、ランキング手法などは、女性客向けと言えるんですね。
ボクのお客さまの観光ホテル北海道の鶴雅の売店で実施した「今月の売上ベストテン」はうまくいきました。
ランキング手法には、リスクを軽減する効果があるんですね。
買い物はリスクがあります。
無駄なお金を使ったらどうしよう。良くない品だったらどうしよう。美味しくなかったらどうしよう。
その心理的リスクを回避させる効果がある。
「多くの人が買っているんだな」
「ほかの人も買っているからいい商品に違いない」
そう感じてもらえるわけです。
売れているものがより売れるようになったり、滞留時間が伸びたりして、結果売上につながるのです。

女性のお客さまには「安心感」を与えることです。

男性は「結果」 女性は「過程」

男性は結果ばかり求めるけれど、女性はプロセスをすごく大切にする。
買い物に行くと、男はすぐに目的の売場に行きます。
でも、女性はいろいろな売場に寄って、買いもしない服を試着しながら、最後に目的の売場に行くなどして、ショッピングの過程を楽しむんですね。
ボクは、日帰り温泉をつくりましたが男にとっての脱衣場というのは、風呂に入る前に服を脱ぎ、あがってきたら、服を着るだけの場所ですよね。
服を脱いで、着て、それで終わり。
女性にとって脱衣場は重要な空間です。
いろいろなコミュニケーションの場にもなります。
でも、建築をする人は機能しか考えない。
だから、ダメな脱衣場が多いんです。
使う女性にとって本当にどんな脱衣場がいいか、ということを考えてつくらなければいけないのです。

トイレも、男性とはちがう目的で使われます。
この画像を見てください。
北海道阿寒湖温泉ホテル「鶴雅」の女性トイレです。

ホテルの豪華な女性用トイレ

ホテルの豪華な女性用トイレ

入り口を入ると、ギャラリーになっている。
トイレにソファが置いてあって豪華できれいです。
トイレなのに、そこでご飯を食べられそうです。
トイレをまったくちがう「意味合い」にしているのです。

男性は「明確」 女性は「曖昧」

女性は明確なものより曖昧なものを好む傾向にあります。

・明確なルールより、曖昧なサービス。
・活字より手書き文字。
・手作り感覚。

女性は、キチキチっとしているよりも曖昧なほうが好きだったりします。
イタリアンレストランに行くと、黒板にメニューが書いてあるでしょう?
きっちり書かれたメニューよりも、黒板に書いた手書きのメニューのほうが美味しそうに見えますよね。

北海道のある居酒屋の店内黒板。

 いらっしゃいませ、ごゆっくりどうぞ
 おすすめ品
 本日入荷しました
 清里森本農場のびっくりアスパラ
 ・アスパラサラダ
 ・アスパラ焼
 ・アスパラの天ぷら
 ・アスパラバター
 ・アスパラ豚肉巻

「森本農場」というところが上手です。
農場の名前を入れてあると、美味しそうに見えますよね。
おまけに「本日入荷しました」と書いてある。上手です。

 厚岸産 竹中さんのおいしいかきです
 焼がき  酢がき  生がき

厚岸というのは、かきの有名な産地です。
その中でも「竹中さん」が育てたかきですと書くと信頼性があがるのです。

北海道弟子屈町川湯温泉の居酒屋の黒板メニュー

北海道弟子屈町川湯温泉の居酒屋の黒板メニュー

黒板やボードに手書きされているということで、新鮮さや、その時だけの感じが伝わるわけです。
それに、手書きというのは、活字よりもあたたかいイメージになりやすい。
それを書いた人の人柄が伝わるからです。
黒板やチラシ、POPなんかも活字よりも「手書き」のほうが、反応がいい傾向にあります。

男性は「中心」女性は「周辺」ディテールに注意をはらおう

男性は物事の中心しか見ない。
女性は物事の周辺を見る。

男性は狩猟を担当していました。
遠くにいるターゲットを確実に仕留めるために、中心を見る能力が進化しました。
女性は集団で家を守りました。
周りのさまざまな情報に気を遣い広い範囲が見えるような脳の進化をしたということです。
女性は周辺視野が広く、男性は周辺視野が狭い。
女性は、細部から全体を把握する。
だから、ディテールが重要です。
ディテールというのは細かいところ、という意味です。

「神は細部に宿る」という言葉があります。
ディテール(細かいところ)にこだわる5大メリットがあります。

1 ディテールに凝ると、個性が出しやすい
2 ディテールまで気を遣っていると、こだわりが伝わる
3 ディテールまでこだわると、甘いところがみえてくる
4 ターゲット設定も「せまく」「細かく」することで商品や会社の価値がわかりやすくなる
5 特に女性は、細かいところに目がいく

細かいところをちゃんと演出することによって、価値が伝わりやすくなるのです。

「中心」より「周辺」。
細かなところに気をつかうのが、女性の心をつかまえるために、必要なことなのです。

女性客に好かれて、繁盛する店、会社になってください。
女性に好かれて、成功してください!

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藤村 正宏
1958年、北海道釧路生まれ。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。集客施設や企業のコンサルティングを行っている。コストをあまりかけない、誰でもカンタンにできる手法で、圧倒的な成果をあげている。 執筆活動、講演活動もする。現在フリーパレット集客施設研究所主宰。

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