「あきらめる」って言葉 悪くない

いったんあきらめることも大事

「あきらめちゃいけない」とか
「あきらめなければ夢はかなう」とか
「あきらめたら負け」とか

よく聞きます。
ボクはそういう言葉を聞くたびに、頭の中に「?」マークが点灯するんです。
どういうことかというと「あきらめる」って言葉、わるくないって思っているから。
そういうこと。

自分の器を知り、焦らずに時期を待つ。
そのためには、「いったんあきらめる」というのも必要なんです。
無理をしないってこと。

だいたい、求める思いが強いと、それが悩み苦しみになる。
たとえば、お金が貯めたいと思っている人は、お金が貯まらないと不安になるでしょ。
たしかにお金はなくなると困りますよね。
でもお金があったら大丈夫でしょうか?
大丈夫って言ってくれるのは福沢諭吉じゃないのです。

沖縄旅行に行くときに、天気が晴れて欲しいと思うのは誰でもそうです。
でも、それを求めすぎてしまい、雨が降っていると、がっかりします。
そうすると、せっかくの沖縄旅行の楽しみだって、半減してしまう。
それって、本末転倒ってこと。
だって、お天気なんだからしょうがないでしょ。
沖縄は雨が降っても楽しい過ごし方や美しい場所がたくさんある。

流れに乗ることです。
真理をもとに行動することです。
雨が降ったら、傘をさせばいい。
嫌いって言われたら、会わなければいい。

花はみんな咲く時期がちがう

梅は梅の咲く季節があり
桜は桜の咲く季節があり
つつじはつつじの咲く季節があり
紫陽花には紫陽花の咲く季節があります。

それと同じように、その人の花咲く時期がある。
いつもそう思うんです。
焦らずに、じっと時期を待ちましょう。
必ず、花咲く時がやってきます。

垣根に咲いているサザンカの花

垣根に咲いているサザンカの花

その時のために、着実に今できることをしましょう。
今の仕事が嫌で、嫌で、たまらなかったら、転職することです。
でもね、いきなり転職を考えるのではなく、自分のスキルを高めることをするのです。
お休みの日や、夜にそのための準備をしておく。
爪を砥いでおくわけです。

大丈夫です!
必ず花は咲きます。
必ず夜明けがきます。

あきらめるってことは悪いことではないと思うんですよ。
手に入れたいコトを無理に手に入れようとするのではなく、「時期」を待つことも、大切だということ。
無理をして手に入ったものは、あなたに合わないこともある。
合わないと、不幸になることもあるんです。
だって、それは「流れに乗る」とはいえないから。

あきらめるってことは悪いことではないんです。
自分が桜ではなく、紫陽花なのに、桜が咲くのをみて、羨んだり嫉妬したりしても何のいいこともありません。
桜が咲く時期、ハナミズキが咲く時期、藤が咲く時期、紫陽花が咲く時期、サザンカが咲く時期・・・
みんなちがうのです。
焦らず花咲くまで、コツコツ積み重ねて、あなたの一日をデザインしていきましょう。

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藤村 正宏
北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」

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