遊びのような仕事 仕事のような遊び

面白がる視点が大事

昨日から伊豆の熱川温泉に来ています。
いいホテルです。
ボクの実弟がここの仕事をしています。
館内のパンフレットやウェブサイトなどのアドバイス、デザイン、作製をしている。

それで、昨日は弟と館内を見てまわりました。
そして、気づいたところ、こうしたらもっと売れると思われるポイント。
「こうしたら面白いじゃん」というようなことを話していました。
依頼されたわけじゃないんですけど、弟から聞かれたから意見を言った。
こういう勝手にコンサルするのは楽しい。
何度も、こうしたら、ああしたら、「面白れ~~~」って言っていた。

温泉旅館の部屋から見えた新春の海

温泉旅館の部屋から見えた新春の海

「面白れ~~~」

っていうコトバを良く使います。
世の中、面白いコトがたくさんあるから。
本当に面白いコトが世界に溢れている感じです。
そういうと、「面白いことなんかない。よくそんなに面白がれますね」と言われることがある。
ボクが面白いっていのは、ボク以外の人はは面白くないのかもしれない。
あるいは面白さに気づいていないのかもしれない。
いつもいつも、面白いことがないかなって、探しているわけでもないんですけど、ついついそういう視点になっているんだと思う。

勝手にコンサルが習慣

たとえば、名刺交換とかする時、相手の名刺をもらって、どんな仕事をしているのかがわからないコトがあります。
ボクは質問をします。
「何の仕事をしているんですか?」
「カラーセラピストです」
「カラーセラピストってなんですか?」
「その人の運が良くなる色をアドバイスするんです。色ってとっても人間に影響を与えるんですよ」
「服の色やアクセントに使っている色、たとえばもっているバッグとかネクタイとか、その人独自のカラーがあって、人は使うと運気が上がる色と下がる色があるんです。それは個人個人みんなちがうんですよ」
「へぇ~、そうなんですか?面白いですね~」
(名刺じゃそんなコトわからないな。もったいない。今話したコトをそのまま名刺に書けばいいのにな)
そういう状況になったら、カテコンを頭の中でしていくわけです。

カテコンっていうのは「勝手にコンサル」の通称です。
エクスマの中では結構有名な手法です。
依頼もされていないのに、勝手にコンサルをするという意味。
もちろん本人には伝えませんよ。
だって、余計なお世話だから。

面白い仕事なのに、名刺では伝わっていない。
ボクだったら、まず目立つところに、キャッチコピーを入れるな。
「運気を上げる色と下げる色があるのをご存知ですか?」とかね。
そしてその下に、カラーセラピスト○○○○って名前を入れて。
「運気を上げる色、下げる色は個人個人でちがいます。あなた自身の色を知りたい方はぜひ○○してください」
そんな名刺にするよな。
ウェブサイトにたくさんカラーのコンテンツを作って、そこに誘導する。
「パーソナルカラーの秘密」で検索とかね。
そして、そこで関係性を作りだし、セミナーをやったり本を売ったり、グッズを売ったりする。
個別のコンサルの依頼につなげていけば、うまくいくだろうな。

そんな妄想をするわけです。

一枚名刺交換するだけで、一瞬でこれだけ妄想できる。
こういうこともボクにとっては「面白いコト」なんです。

妄想してみる

名刺交換だけでなく、何をしていても、そんなこと考える。
温泉旅館に泊まったら、温泉の照明をこう変えたほうがいいとか、売店のPOPはこうしたらいいのに、パンフレットは、アンケートは、部屋は・・・とかね。
飲食店に行ったら、メニューの書き方をこうしたらもっと売れるのに、盛りつけをこんな風にしたらSNSでシェアされまくるのに・・・とかね。
伝わらないTV-CMを見ていても、折込チラシを見ていても、飲食店に行っても、物販店に行っても、宅配ピザを頼んでも、医者にかかっても、本を読んでいても、ウェブサイトを見ていても。
いつもいつも「ボクだったらこうするのにな」って、カテコンをしてしまう。

依頼されている仕事じゃなくても、ドンドンそんなことを無意識にやっている。
それが正解かどうかはわからない。
でも、それで妄想するのが、とっても楽しい。

カテコンは、ボクの仕事に直結している面白さだけど、本当に何をしていても面白い。
新幹線や飛行機で移動している時も、ホテルの部屋でひとり原稿を書いている時も、ソーシャルメディアで友達や知り合いの投稿を読んだりコミュニケーションしている時も、いつも面白いって感じる。

今年は面白がることをするといい。
どうしたら面白くなるのか、どこが面白いか。
面白がる毎日になる。
そうするとビジネスのヒントもたくさん見つかるし、なによりも毎日が笑顔になって楽しくなると思う。

遊びのような仕事、仕事のような遊びが、これから主流になっていく。そう思うんです。

The following two tabs change content below.
藤村 正宏
1958年、北海道釧路生まれ。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。集客施設や企業のコンサルティングを行っている。コストをあまりかけない、誰でもカンタンにできる手法で、圧倒的な成果をあげている。 執筆活動、講演活動もする。現在フリーパレット集客施設研究所主宰。

フォローする