目に見えないことを感じ取る能力|心を磨こう

象は10キロ離れた仲間と会話している

最初にこの話を聞いたときに、おもしろいなって思った。
象は10キロ先の仲間と会話できる能力を持っているってこと。
本当の話かどうかは調べていないから定かではありませんが、きっとそうなんだと思う。
だからあんなに大きな耳を持っているんだな。

遠く離れたところにいても音で会話できる。
「今ライオンがそっちのほうに行ったから、気をつけてね」とか、「ここに水飲み場があるよ」とか、そんな会話をしているのかな。
それを想像すると、なんだか和むな。

でも10キロ先まで届くその鳴き声は、100デシベル。
大型のトラックが耳元でクラクション鳴らすぐらいの音。
すごい音ですよね。

遠く離れた仲間とも会話できる

遠く離れた仲間とも会話できる

でも、その会話は人間には聞こえないそうです。

人間の耳には可聴域っていうのがあるんです。
低すぎたり高すぎたりして、人間の耳は聞こえない音が存在する。
ピアノの鍵盤の一番左の音が低い音ですよね。
この音が「ラ」の音で、27.5ヘルツ。
人間の耳は、20ヘルツ以下は聞こえない。
その音が実際存在していたとしてもね。
象の声は20ヘルツ以下だから人間には聞こえない音なんだそうです。

目には見えない、気づかないけど、しっかり存在しているんです。

形として目に見えるものは限界がある

世の中には、象の会話のように、存在しているけど目に見えないものというのはあるわけです。
もしかすると世の中の9割以上のものは、存在してても目に見えないのかもしれないってこと。
宇宙空間の中にあふれているダークマターやダークエネルギー。
存在することはわかっているけど、それがどういうものなのかは、わかっていません。
目に見えない。
人間の心も、目に見えないけど、確実に存在していますよね。

いろんな意味でこれからの時代は、目に見えないものを認識するっていうのが大事なことだと思うのです。

たとえば、決算書という書類で会社の価値なんてわかりません。
会社の哲学や経営者の思想とかは、決算書には出てきません。
でも、確実にそれはあって、会社にとってみたらとても大切なものです。

いい商品や素晴らしいサービスがあふれ、その「差」が、よくわからなくなっている時代。
商品を選んでもらうのは、商品そのものの価値ではなくなってきている。
同じような物やサービスを売っているのに、売れているところと、売れていないところがある。
SNSで同じような発信をしているのに、人気がある人とそうでない人がいる。

それは、商品やコンテンツ以外の何かが決定的に違うってことです。
それはきっと目に見えない何か。
それを感じ取ることです。

今、ビジネスで成功するためには、目に見えないことが大切な時代なんだってことを認識して、ビジネスの概念を変えるとこと。

物事には限界があります。
それに気づいた人がこれから成功するのだと思う。
目に見えないことを感じ取る能力を磨いていきましょう。

それは「心」を磨くということなのかもしれないな。

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藤村 正宏
1958年、北海道釧路生まれ。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。集客施設や企業のコンサルティングを行っている。コストをあまりかけない、誰でもカンタンにできる手法で、圧倒的な成果をあげている。 執筆活動、講演活動もする。現在フリーパレット集客施設研究所主宰。

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