ビジネスで突出して成功するために「面白がる」癖をつけよう

Appleの個性は「遊び心」

業界では「こういうことをしてはいけない」「ああいうことをしてはいけない」……と勝手に自分で枠を決めていることが、とても多く見受けられます。
こういう時代だからこそ枠を外さなければいけないと思うんです。

ボクはマッキントッシュファンです。
1995年に最初のパソコンを買ってインターネットを使ってから、かなり長い間、アップルのマックを使っていた。
一時期Windowsを使っていた時期もありますが、今もマックを使っています。

今使っているMacとiPhone

今使っているMacとiPhone

アップルという会社の個性は、「遊び心」だと思うのです。 

その遊び心が、他社の追従を許さない、圧倒的な独自の価値を作りだしてきた。
デザインされた、きれいなフォント(文字)がたくさん搭載していたり、ボディのデザインもコンパクトで色もきれいだったり、機能とはまったく関係ないところにこだわる、遊び心がいっぱいありました。
以前、たとえば誕生日にマックを立ち上げると、手書きの暖かいフォントで
「Happy Birthday!」
と画面いっぱいにお祝いを出してくれました。

パソコンを立ち上げるときの起動音もマックが最初に搭載した機能です。
有名なジャズミュージシャン、スタンリー・クラークの生音源が起動音だった機種もあります。
警告音や操作音を自分オリジナルにすることができる機能もありました。
自分が飼っている犬の声を警告音にしたり、奥さんや恋人の声を設定することもできた。

とても遊び心のあるすばらしい会社です。
それが独自の価値になっていった。
常に常識とは反対のことをやっているような感じ。
「面白がり」続けている。
どんどん「面白がって」新しい習慣を作ったりしていった。
世の中を変えるような製品を次々に出していった。

業界の常識に縛られるな

あなたも同じです。
業界の常識に縛られていたら、その業界で突出することはできない。
そう思ったほうがいい。

常識というのは、もしかしたら歴史かもしれない、その業界の歴史。
あるいは、もしかしたらコンプライアンス(法令遵守)かもしれない。
常識の範囲でやっていれば、基本的に皆と同じになります。
皆と同じだから、なかなか突出することはできない。
いかにあなたの仕事を「面白がる」ことができるか。
それをまず考えてみることです。

「面白がって」やってみましょう。

面白がってやる、というのが常識から逸脱するためのキーワード。

面白がってみましょう。
面白いじゃん。
面白いから、これ、ちょっとやってみよう。

「面白がる」ことが重要です。

あなたも「面白がる」といい。
ポルシェが好きだったら、店の名前を「カレラ」にしたら面白い。
そうしたら、ポルシェ1台は必ず経費と認めてくれます、税務署は。

「自分の欲しいものを領収証でいかにして落とすか」ということを考えながら仕事をすると、楽しい。

映画のDVDが全部必要経費にならないかな。
映画館の入館料も全部必要経費にならないかな。
そう考えていて、「そうだ、“映画で気づくマーケティング”というコラムを書けばいいんだ」と思って書いたりした。
音楽のCDやダウンロードが全部必要経費にならないかな。
「あっ、そうだ、ブログにJAZZの紹介を載せればいいんだ」と思って書いているわけです。

「全部必要経費として落とせないかな?」と考えていくと楽しいですよ。
知恵を使うと訓練になるし、そこから新しいものが生まれたりするから。

今の時代は業界や業界団体の常識に従っていたら、成功しない時代です。
衰退している業界の常識に沿っていると、一緒に衰退してしまう。
業界団体で同じことをしていたら、選ばれなくなるのは当たり前です。
個性がないんだから。

だから面白がること。
今年はもっと、面白がりましょう。

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藤村 正宏
1958年、北海道釧路生まれ。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。集客施設や企業のコンサルティングを行っている。コストをあまりかけない、誰でもカンタンにできる手法で、圧倒的な成果をあげている。 執筆活動、講演活動もする。現在フリーパレット集客施設研究所主宰。

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