比布町は楽しい町|市町村だって個性的になろう

個性がないのが一番の問題

個性がないというのは、今の時代は選んでもらえないということ。
商品の良さや質で選ばれるというのはもう難しい時代になったのです。
他にも代替できる商品やたくさんあるから。

多くの店舗やメーカーがそのことに気づかなければ、ますます苦しくなるのは当たり前です
どんなに値下げしても、どんなに安くしても、そもそも選ばれないのですから、売れないのです。

市町村だって個性が必要だと思う

北海道の真ん中あたりに「比布町」という町があります。
「ぴっぷ」と発音します。
旭川の隣にある人口が約3800人の町です。
昨年末からボクが毎月行って、コンサルをしています。

「比布町エクスマ化プロジェクト」

ボクがセミナーをしたり、毎回違うゲスト講師が話したり、ワークショップをやったりします。
町の職員さんたち、比布町の事業をやっている人たち。
建築業、飲食業、小売業、畜産業、農業・・・。

比布町エクスマ化セミナー

比布町はボクをコンサルにするくらいですから、もちろん「ゆるい」町です。
(あ、もちろんほめ言葉ですよ)
ガチガチに真面目で常識的な市町村とは、まったく違います。
それがエクスマを取り入れたことで、さらにゆるく、面白くなっています。

比布町の動画が面白い

ユーチューブに比布町のチャンネルがあります。
そこで、面白い動画を上げています。

例えば「マサエさんち」という動画。
ドラマ仕立てで、比布町の魅力を伝えています。
シナリオも、音楽も、オリジナルなのですが、すべて町の職員さんたちがやっています。
演じているのも職員さん。
すごい、低コスト。
だから何本も作れる。


ちょっと心配だったのは、フジテレビの人気アニメ「サザエさん」を意識していたこと。
著作権に引っかかるかもしれなかったので、町から依頼して、フジテレビさんに完成動画をチェックしてもらいました。
それでOKだったものを公開しています。

他にも面白いことを次々とやってくれます。
町の広報ではエクスマ化プロジェクトの新聞も作り始めました。

エクスマ新聞の一部

楽しい町になっていく

こんなことをやり続けていると、個性的になって、選ばれるってことが起きる。
結果、まだ半年くらいですが、人口が増えているのです。
数ヶ月連続で増えている。
これは40年ぶりくらいのことなんですって。
周りの市町村がみんな人口減が続いているのに、比布町は少しずつ増えている。
高齢者の人口が多い市町村ですから。

もちろん「子育て支援」や「住居の支援」など、町もたくさん努力をしています。
でも、それが知られなかったら、ないのと同じです。
そういうことを、動画や紙媒体、SNSを使ってたくさん発信しているのです。

ちょっと変な町だなって思うけど、今の時代「変」と言われることは、個性的ってことです。
そして、楽しいというのが一番。
誰だって、厳しいとか暗いとかは嫌いです。
明るくて楽しいのが好き。
さらに楽しい町になって、人が集まってくれたら、コンサルタントとして、とっても嬉しいことです。

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藤村 正宏
1958年、北海道釧路生まれ。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。集客施設や企業のコンサルティングを行っている。コストをあまりかけない、誰でもカンタンにできる手法で、圧倒的な成果をあげている。 執筆活動、講演活動もする。現在フリーパレット集客施設研究所主宰。

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