本当に好きな仕事を見つけるために必要な思考法|僕は好きなことしか仕事をしてこなかった

この思考法で好きな仕事をみつけよう

自分の好きなことを仕事にしていたら、人生、一生しあわせです。
僕はこの歳になるまで、ほとんど好きな仕事しかしていません。
だからしあわせです。

大学を卒業した23歳で初めて社会に出てからね。
本当に今思うと運が良かったんだと思う。
でも、それは僕が選んできたから。

この仕事が面白いか?
この仕事ってワクワクするか?
この仕事は好きな仕事か?

いつもそういう視点で仕事を選んできた。
日頃からそういう視点を持っているから、縁が生まれて好きな仕事をしている。
その「縁」は運。
だから運が良かったってことです。

そういう思考をしていたから縁はできたのです。
もし僕が、ともかくお金儲けをしたい。
そう思っていたら、好きでもない、やりたくない仕事をしていたかもしれない。
僕の人生は、お金はあるけど、楽しいことが半減したでしょう。

好きなことを仕事にするのは意外と簡単なことだと思う。
こういう視点で自分に落としこんでみてください。

娘にアドバイスした好きな仕事の本質とは

今から10年以上前、次女が大学を卒業したばかりのある日。
一緒に車に乗っていた時の会話。

「自分の好きなことを仕事にしていくのって、たいへんだよね」

ぼそっと、つぶやいた。

自分の好きなコトをするのか?
好きなコト周辺のことを仕事にして、結果的に好きなことをできるようにするのか?
それを悩んでいた。
次女は子供の頃から映画が好きで、映画監督を目指していた。
だから、就活は一切していなかった。

若い頃っていうのは、自分の進路で悩みますよね。
というか、いい大人になっても悩んでいる人がたくさんいる。
自分がやりたいことと、やっていることのギャップに悩んでいる人。
だからまだ社会に出ていない、若い人が悩むのは、しょうがないことです。

「好きなことをやりたいのなら、まず自分がその好きなことの、『何が』好きなのかを深く考えることだな」

僕はそう答えました。

「ただ漠然と好きなことをしたいって考えていてはダメで、好きなコトの本質を考えることが大事」
そして、僕は自分のことを話ました。
概ね以下のようなことです。

僕は大学で演劇学を専攻しました。
明治大学文学部演劇学専攻。
卒業したときに、演劇が好きで、演劇が仕事になればいいと思っていた。
でも、当然ながら演劇で食べていくことなんて、なかなか難しい。
日本で、演劇をやって、経済的に豊かな暮らしができるのは本当に、ごく限られた人だけです。
だから僕は演劇が好きだったけど、職業にはしなかった。

そこで考えたんです。
演劇が好きって言っても、演劇の「何が」好きなのか?

どういうことかというとね。
演劇っていっても色々な要素がある。

役者として演じること。
照明や舞台美術でステージを盛り上げること。
音楽を使って感動的なシーンを創り出すこと。
トータルで演出して世界観を出すこと。
観客を集めること。
販促や広告をすること。

演劇の何が好きなのかを考えて、自分の好きなコトの本質を理解して、そういう仕事を選んできたってコトなのです。

「シナリオを考えて、そのシナリオを舞台という形で表現すること」

演劇の「何が」好きなんだろうと、深く考えた結果、答えはそれだった。
だったら、シナリオを考えてそれを表現することって、演劇以外にもたくさんあるってことに気づいたんです。

たとえば、百貨店のショーウィンドウのデザインもそうです。
大学を卒業して最初に入社した会社は、マネキン人形を作っている会社でした。
その会社のデザイン部に入社した。
ショーウィンドウやデスプレイのデザインをしていたんです。
見ている人に、どういうコトを伝えるのか?
それを企画して、表現する仕事でした。
シナリオが重要なんですね。
ショーウィンドウは、演劇の舞台みたいなものです。
だから僕がデザインした百貨店のショーウィンドウは、照明計画や音響計画も考えた。
当時ショーウィンドウから音楽が流れるところは全国で一つもなかった。

その後、フリーランスになり、集客施設を企画する仕事になっていった。
レストランを考える時にも、お客さまが店の入り口でどういうものを見て、どういう心理になるか。
店内に案内される時、テーブルについた時、メニューを見ている時、料理を食べる時、デザートの時、お会計の時、店を去る時。
それぞれどういう演出や小道具が必要なのか?
そして、アメリカ資本の日本法人の取締役にヘッドハンティングされました。
そこの会社、大型の社会教育施設、水族館、博物館、動物園、植物園、テーマパークなどを企画、設計、工事する会社の取締役企画室室長。
これも同じです。
水族館に訪れた人が、どういう動線で、どんな体験をしていくのか。
そのために、どんな順番で生物を展示して、どんなストーリーを体験してもらうのか。
それを細かく考えていく。

こんなふうに今までの仕事は全て「シナリオを考えて、そのシナリオを舞台という形で表現すること」につながる。

この考え方で見てみると、好きなコトの本質を仕事に生かすことは意外と簡単に可能になってくる。

現在、僕はマーケティングコンサルタントをしています。
もちろん、シナリオを考えて、それを表現するという、好きなことの本質が活かされる仕事です。
企業の売上を上げることも、シナリオが大切です。
企業の広告や販促を創るときにも、シナリオ。
ビジネスセミナーをやるときにも、シナリオ。
企業のwebサイトを企画するのも、シナリオ。
SNSビジネス活用も、シナリオ。

自分の好きなことの本質を知ると、仕事の枠が大きく広がるわけです。

ドラゴンクエストとかファイナルファンタジーなどの、ロールプレイングゲームが好きな人は、その中のどの要素が好きなのかを見詰めることです。
単純に戦うことが好きなのか? 
キャラクターを成長させるのが好きなのか?
チームで作戦を立てて、目標を達成するのが好きなのか?

音楽が好きなら、音楽の何が好きなのかを見詰めてみる。
単純に演奏するのが好きなのか?
カッコいい音楽を作って、それを売りたいのか?
音楽のイベントをしたいのか?
若いミュージシャンを発見してプロデュースしたいのか?
音楽を使って空間を演出したいのか?

そういうふうに、好きなことの「本質」を見極めることが大事です。

車の中で僕が娘に話したのは、概ねそんなことです。
次女は大学で映画を勉強していました。
卒業後、シナリオコンテストで優勝して、映画を撮った。
その後、メジャーな映画の助監督もやったり仕事になっていきました。
そのうち自分で創った映画が評価され、世界各国の映画祭で上映され、それを観たあの是枝裕和監督の目にとまり、メジャーな映画の監督もしました。
今はアメリカのUCLAで映画監督の勉強をしている。

好きなことを仕事にするために思考法、伝わったでしょうか。

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北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」
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