好きなことをするのに罪悪感を持たない
昨日、Facebookにアップした僕の花の写真が、けっこう好評でした。
 コメントもたくさんいただき、いいね!もたくさんつけてもらいました。
 ありがとうございます。
 僕の塾生さんの日本を代表するカメラマンの岡本 昇さんからも、上手でセンスがいいって褒められた。
 ありがとう、キング。
僕は好きなことがけっこうあるけど、写真も好きです。
 見るのが好きだった。
 特に1920年代に活躍したマン・レイの作品なんか、大好きです。
でも、写真のSNS、Instagramの登場で、自分で写真を撮って加工するのが面白くなってきた。
 写真の加工をしていると、何時間もやっていることがあります。
 時間を忘れた夢中になる。
 写真の作品を見るのが好きだったけど、写真の作品を作るのも好きになった。
 それは優秀なカメラと加工アプリが普及したから。
好きなことをするのは、本当にいいですよね。
 仕事になるとか、ならないとか関係なく、面白いからね。
 僕の写真は仕事にはならないけど、個性を発信しているから、間接的にはなるかもしれません。
仕事に好きなことの要素を入れて見るとか、好きなことを徹底的にやってみるとか、好きなことを中心に考えることって、今の時代アリだと思う。
好きなコトをするのは、ある種の罪悪感がある人も多い。
 仕事は厳しくてつらいもの、という固定概念がまだまだ根強い。
 仕事は楽しくなんていうと、いまいましく思う人もいる。
でも、一度きりの人生なんだから好きなコトをしたほうがいいですよね。
 今の仕事を嫌々やって、定年退職してから好きなコトをしょうなんて思っていると、できません。
 あるいは月曜から金曜まで、つらくて嫌な仕事をして、土日に趣味をする。
 そういうのも、実にもったいない、そう思うんです。
だいたい嫌な仕事で成功することは、絶対にありません。
 好きなコトは、得意なことなんです。
 そして、得意なことがあなたの素晴らしい才能なんです。
 だから、自分の好きなコトをすること。
 自分の好きなコトがよくわからなかったら、それに気づくこと。
 好きなことをやりたいのなら、まず自分がその好きなことの、『何が』好きなのかを深く考えることが大事です。
 ただ漠然と好きなことをしたいって考えていてはダメで、好きなコトの本質を考えること。
好きなことがわからない人の好きなことの見つけ方ヒント
好きなことが見つからないとか、わからないという人もいます。
 子供の頃ワクワクドキドキしたことを思い出してみる。
 今まで生きてきて心が動いたことを思い出す。
 そういう過去に何かヒントがあるかもしれません。
あるいは、信頼できる人や尊敬している人、好きな人。
 そんな人の好きなことを試してみるのもいい方法だと思うのです。
例えば僕は音楽全般に好きですが、その中でもジャズが好きです。
 ジャズの話をよくします。
 そうしたら、僕のお弟子さんたちがジャズ聞くようなった。
 そこからジャズにハマっていく人がいるかもしれません。
過去だけじゃなく、今まで自分にはなかったものが、影響を受けた人から自分の中に出てくることもある。
 後天的に、好きなことはいくらでも作れるのです。
 それも何歳になってからでも。
僕が大学生の頃、かっこいい友人がいました。
 彼は女性にモテた。
 共通の友人の女性がいました。
 彼女は僕の友人が好きだった。
 ある日彼に告白した。
「俺と付き合いたんだったら、ドストエフスキーくらい読めよ」
 と彼に言われ、その後彼女はドストエフスキーを読みまくった。
 そして、付き合うことに成功したんだけど、彼女はドストエフスキーの面白さに目覚め、その後ロシア文学がとっても詳しくなりました。
 これなんて、後天的に好きなものに気づいた例です。
だから、もし好きなことがわからなかったら、友人や身近な人が好きなことを聞いてみて、その面白さを語ってもらう。
そしてそれをためしてみるのもいいかもしれません。
 好きなことはたくさんあってもいいのですから。
藤村 正宏
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