【大好評で終了!】7/6 エクスマ出版セミナーin東京

7月6日(木曜日)エクスマセミナーは出版セミナー

定員以上の人が参加してくださいました。
ありがとうございます。
大好評のうち終了です。

次回の東京セミナーは秋。
9月21日です。

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満席になっています。
キャンセル待ち受付中です。

新しい本が出るので、7月6日に東京で予定していたエクスマセミナーを『出版セミナー』にしました。
今回の本は改訂版ですが、かなり書き下ろしました。
70~80%が書き下ろしだと思う。
セミナー参加者には一冊プレゼントします。

最近読んで面白かった本

『誰がアパレルを殺すのか』杉原淳一/染原睦美:著(日経BP社)

を読みました。

バブル崩壊でもなく
リーマンショックでもなく
なぜ今、多くの企業が苦しんでいるのか?
たぶん、ここ数年の目に見えないところで激変した世の中の影響が、ジワジワと出てきている。
アパレル業界は、あまりにも美味しい成功体験を捨てられなかった。
そのまま思考停止になってしまつた。

人件費の安い海外で、同じものを大量に生産してマスに向けて売る。
たくさんの店舗があれば売上があがる。
セールを見越して、高い定価をつける。
こんなことが、全て弱点に変わってしまった。

それに気づくのが遅かった。というか、いまだに気づいていないのかもしれません。
規模が大きくなった分、それが大きな足枷になっている。

だいたいアパレル業界は無駄な商品を50%も作っている。
その捨てられる商品のコストも、価格に転嫁されていて、本当の価格が見えなくなっている。
各社は成長戦略として必ず「ネット通販の事業の拡大」を言い出しますが、その考え方も短絡的すぎる。
ただ自社の通販サイトを作ればいいと思っているような感じ。
それも今までの延長線上のままで。
お金をかけて、マスに広告して、商品を作って、待ち受ける。
そんな昔の考え方だったら、アマゾンやゾゾタウンの下請けになるだけ。

マスの概念を捨てること
商品ありきの考え方を捨てること
拡大する考え方を捨てること

もう、昔のようなビジネススタイルでは、成功できないんです。
そういうビジネスをしていると、熾烈な不毛な競争から抜け出せず、利益は減る一方。
リストラに構造改革、結果、規模縮小、退場という道を進む。

そしてこれは、アパレル業界だけではないということ。
他の業界でも「成功体験」が捨てられず「思考停止」になっているところがあります。
それがいかに危険なことなのかを認識することが必要なのです。

5年前の常識はもう通用しない

今度僕の新しい本が出ます。
前にも書きましたが、2011年の年末に出版した「安売りするな!価値を売れ!」(実業之日本社)の改訂版です。
改訂版といっても5年以上前の本ですから、時代が変わっています。
アパレル業界が昔の成功体験を忘れられず、自分の首をしめるようなことをやっているうちに、時代は大きく進みました。
5年で世の中がありえない驚異的に変わった。
人々のライフスタイルが変わったのですから、マーケティングのあり方も変わらなきゃ、売れなくなるし、通用しなくなるのは当然のことです。

だから70~80%の文章を新しく書きました。
その見本誌が7月の6日くらいに出ます。
ちょうど7月6日に東京でエクスマセミナーをやるつもりだったので、そのセミナーを「出版記念セミナー」にしました。
僕の本を一人一冊プレゼントします。
発売より1週間早く読めます。
よろしくです。

エクスマ出版セミナーin東京詳細

ゲスト講師の詳細は後ほどまた違う記事でお知らせしますが、2名です。
村上春樹の初期三部作でビジネスの気づきを語る、VMDコンサルタントの藤井雅範さん。
ユーチューブで高級工具を売る、ユーチューバー、工具屋てっちゃんこと澤山哲也さん。

【スケジュール】
13時から18時30分くらいまでセミナー(受付開始は12時40分頃予定)
19時くらいからお食事
20時くらいから質疑応答orトークショー
21時くらい終了

【参加費】25000円(消費税込み 夕食付きです)
【定員】 100名
【会場】渋谷『カルチャーカルチャー』
WEBサイト
アクセス情報

参加したい方は以下からお早めに申し込んでください。

7月6日エクスマ出版セミナーin東京参加申し込みフォーム(ptix)

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北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」
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