藤村正宏の思考

アート思考

ビジネスとアート思考:【第1話】既製品をひっくり返した作品から、ビジネスの原点に迫る

1917年のニューヨーク。ある美術展の会場に、前代未聞の「作品」が持ち込まれました。木箱から取り出されたのは、白く光る陶器。どこからどう見ても、街の衛生器具店で普通に売られている男性用の小便器でした。しかも、作者本人の名前すら書かれていない。表面には「R. MUTT 1917」という偽名のサインが、黒いペンキで殴り書きされているだけ。タイトルは『泉(Fountain)』。
AI活用

AIが普及すればするほど、SNSの重要性がますます高まる

「AIが普及すればするほど、SNSの重要性がますます高まる」なぜなら、AIを使えば、誰もがある程度の文章や画像、マーケティングの構成をあっという間に作れるようになる。効率化は誰でもできる時代になった。でも、考えてみて。AIが作った「綺麗で平均点な発信」がネット上に溢れかえったら、お客さまは何を基準に選ぶでしょうか?スペックや当たり障りのない言葉は、あっという間にスルーされる。届くのは、「発信している人の体温」であり「その人らしさ(個)」。
SNSマーケティング

AIが予約する時代、旅行会社には何が残るのか。JTB「OPEN FRONTIER 2035」

これからAIエージェントが進化すると、旅行の手配はますます簡単になります。「10月に北海道へ行きたい。自然の中でゆっくり過ごしたい。予算は二人で20万円くらい」そう伝えれば、AIが航空券を探し、ホテルを比較し、移動時間を計算し、好みに合いそうな飲食店まで組み合わせてくれるでしょう。予約や決済まで、人間に代わって進めてくれるようになる。条件を比較し、最適な組み合わせを探すことは、AIが得意な仕事。そうなると、旅行会社や観光業の人間は必要なくなるのでしょうか。
AI活用

地平線の畑から200万人の大都会へ 振れ幅を楽しむ生き方

ひとつの決まった枠に自分を押し込めるのではなく、いろんな景色を見て、いろんな体験をして、その時々の感動を丸ごと味わう。そうやって自分の中にたくさんの「感情の引き出し」や「体験の厚み」を持つことが、人の心を惹きつける豊かな感性や人柄をつくっていくのだと思います。
AI活用

サロマ湖の夕日と、仕事が「最高の体験」になる生き方

サロマ湖の夕日を眺めながら、改めて実感したことがあります。世の中ではよく「仕事は我慢料だ」「仕事とプライベートはきっちり分けるものだ」と言われます。でも、ボクは昔からずっと「仕事と遊びの境界線をなくそう」と言い続けてきました。美しい風景に感動する。極上の温泉でリフレッシュする。土地の美味しい恵みを仲間と味わう。こうした五感を震わせる「最高の体験」を通して得られる感動や心の豊かさは、データや机上の勉強からは絶対に手に入りません。
SNSマーケティング

あなたの発信が面白くないのは、インプットの量が圧倒的に足りないからなんだ

セルフブランディングする時のポイントは、好きなことをしている時に、それを人に伝えようと意識してやることです。例えば映画が好きだとしたら、面白かった映画を他人にどういう風に伝えようかな?と考えながら観ること。どうしたらこの映画の面白さを伝えることができるかな。そう意識するだけで、インプットの質が大きく変わります。伝える=アウトプットすることが、セルフブランディングにはものすごく大切です。アウトプットすることを考えながら好きなことをする。SNS、X(旧Twitter)、Instagram、Threadsなどなど、発信するツールはたくさんあります。アウトプットが誰でもできる環境なのですから。その中でもX(旧Twitter)は140文字なので発信はすごく手軽ですし、140文字しかないからこそしっかり伝えようと思うと短く簡潔に意見を述べる訓練にもなります。note(ノート)というアプリを使えばデザイン性の高いブログがすぐに書けます。YouTubeやPodcastで自分の考えを動画や音声でアウトプットしてもいい。それぞれのSNSの特性を活かしながら工夫をしてアウトプットをする。
エクスマ思考

8月15日に思うこと。平和と、人間が忘れてはならない大切なこと。

テクノロジーがどれほど進化し、AIがどんなに賢くなっても、人が人を傷つけ合ったり、奪い合ったりする悲劇をゼロにすることはできていません。だからこそ、ボクたち一人ひとりが「人間としてどう生きるか」「周りの人とどう温かいつながりを築いていくか」という原点に立ち返る必要があるのだと思うのです。争いを生むのは、数字や効率、対立の論理かもしれません。でも、平和や幸せをつくるのは、いつだって目の前の人への「思いやり」や「共感」、そして日々の暮らしや人生を愛おしむ「豊かな感性」です。今ある平和と当たり前の日常に感謝しながら、自分ができる場所から、笑顔や温かい関係性を広げていく。そんな生き方を、今日という日に改めて胸に刻みたいと思います。
AI活用

台風のあとの晴れ間と、世の中の不思議な話

世間が休みの時に感じる不思議な感覚こんにちは、藤村正宏です。台風15号が過ぎ去りましたね。それにしても、今年の夏は本当に台風が多い気がします。昨日(8月12日)の天気も、なんだかすごく劇的で面白かった。真夏のカンカン照りの太陽が眩しく照りつけていたかと思ったら、わずか15分後には土砂降りの大雨。「うわ、激しいな…」と思っていると、今度はピタリと雨がやんで、またすっきりと晴れ渡る。まるで空が気まぐれに表情を変えているようで、自然のダイナミズムを間近で感じた一日でした。
エクスマ思考

ダーウィンの図:進化とは「前より優秀になること」や「上を目指すこと」じゃない

僕たちはなんとなく「進化=前より優秀になること」「上を目指すこと」って思いがちじゃないですか。でも本来の進化って、単に「環境に合わせて、いろんな方向に枝を伸ばした結果」でしかないんです。最高を目指すんじゃなくて、最適を目指しただけ。で、これを現代ビジネスの、仕事やキャリアも、まったく同じなんだと思うのですよ。
エクスマ思考

【観光大学】アドベンチャートラベルに「筋肉」はいらない。大人のための「知の冒険」

「アドベンチャー」の主役は、筋肉ではなく「脳」なんだ現在、世界的に定義されているアドベンチャートラベルの本質は、決して「身体的なスリル」そのものではありません。ATTA(世界アドベンチャートラベル協会)が掲げる要素には「自然」「活動」と並んで「異文化体験」があり、その先にある真の目的は「自己変革(Transformation)」だとされています。つまり、旅を終えた後に「自分の中の何かが書き換わっていること」。これこそがアドベンチャーの正体です。だとするならば、心拍数を上げることだけが冒険ではないということ。僕は、「知的好奇心が震える体験」こそが、成熟した大人にとっての最高の冒険であると確信しています。