ビジネスの流れが,エクスマ思考になってきている

長いお休みには、基本を見詰め直してみる

今日からゴールデンウィークが始まりましたね。
ボクは今日はお休みです。
家で、家の仕事をしています。

1週間くらいお休みの方もいますよね。
長い休みには、ビジネスの本質やSNSの使い方を、もう一度見直してみるいい機会です。
長い休みにしかできないことをやることもGWに目的だったりする。
というわけで、そんなあなたに、少しでも役立てばいいなと思います。

今日は最近のビジネスが、エクスマ的になってきたという記事です。

「モノ」を売るのではなくなく「体験」を売る

『「モノ」を売るな!「体験」を売れ!』

という本を出版したのが2001年8月。
まさに21世紀が始まった年の夏に、エクスマが世にデビューした。
新しい世紀が始まった時にエクスマが世に出たことは、今思うと、象徴的なことだったと思う。

これからは、20世紀型のビジネスではなく、新しい考え方のビジネスの世界になる。
そういう意図も込めて書いた。
この本は結局10年以上売れ続け、20回くらい重版する本になる。
ロングセラーになった。
世の中が変わり徐々に変わりはじめ、商品の性能やスペックではもはや個性化できない環境になったことに気づきはじめた人たちが、増えていった。

この本が少しずつ売れたおかげて、今まで20冊以上の著書を書いている。
そしてずっとこんなことを言い続けています。

モノを売るのではなく、体験を売る
ニーズを聞くな
顧客満足を向上させてもリピーターは増えない
ONとOFFを分けるな、公私混同せよ
差別化するな、独自化せよ
お客さまは神様ではない
ロジカルシンキングするから成功しない
緻密な計画よりも、大雑把で臨機応変な計画を
ビジネスは戦いではない、戦略思考を捨てよう
迷ったらどちらが儲かるかではなく、どちらが楽しいかで選ぼう
関係性が重要

などなど・・・

そして、今、その頃から言っていたことが、かなり世の中に浸透してきている。
特にこの2~3年で、世の中の考え方が、かなりエクスマ的になってきていると実感する。

モノは売っているけど、モノを売っていない業態、コンビニ

たとえば、コンビニエンスストア。
21世紀になってから、進化が激しいですよね。
実に、エクスマ的な業態になっている。

家の近所にあるコンビニ

家の近所にあるコンビニ

コンビニはモノを売っている業態ではない。
おにぎりやお弁当、食品、飲料、お酒、文房具、家庭用品、などなどを売っているが、銀行のATMもあるし、公共料金の支払いもできる。
カフェと同じような美味しいコーヒーやドーナツも買える。
宅急便を出したり受け取ったり、コピーやプリントができたり、コンサートのチケットも買えたり。
そして24時間営業。

カンタンに言うと地域の人々に「便利」ということを提供しているわけです。

「便利のメディアステーション」

小売店というカテゴリーではない。
コンビニは、世の中に「便利」を提供して、人々の豊かな暮らしの実現を、応援している業態なのです。
実にエクスマ的ですよね。

だからコンビニの店長やオーナー、アルバイトの若者だって、みんな【「便利」とは何か?】に敏感になっている必要がある。
便利とはどういうことかを知らなければ、人々に便利を提供できないから。

これからのビジネスはよりエクスマ化していく。
「うちは家電を売っている」「洋服を売っている」「本を売っている」・・・
「中華料理店」「イタリアンレストラン」「居酒屋」・・・
「化粧品メーカー」「ビールメーカー」「印刷会社」「システム会社」・・・

などなどの「枠」におさまらない業態の店や会社が増えてくるんじゃないかと思うんです。
AmazonやGoogleはもはやネット書店でもないし、検索エンジンの会社でもない。

世の中にどんな体験を提供しているのか?
今一度、あなたの業態を見直してみましょう。

【シリーズ記事】
・ビジネスの流れがエクスマ思考になってきている
・ニーズを聞くな
・顧客満足を向上させてもリピーターは増えない
・ONとOFFを分けるな、公私混同せよ

<これから書く予定 ↓ ↓ ↓>

・差別化するな、独自化せよ
・お客さまは神様ではない
・ロジカルシンキングするから成功しない
・緻密な計画よりも、大雑把で臨機応変な計画を
・ビジネスは戦いではない、戦略思考を捨てよう
・迷ったらどちらが儲かるかではなく、どちらが楽しいかで選ぼう
・関係性が重要

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藤村 正宏
北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」

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