旭川工業高校の「絆ネット」はエクスマがきっかけで生まれた

教育界に、エクスマを!

教育の世界にもエクスマは役立つ、そういうことを実感した。

昨日第一回目を実施した「エクスマ塾2015」札幌に、公立高校の先生が来ていました。
旭川工業高校 生徒指導部 体育教諭 岩岡勝人さん。

以前からボクがやる北海道のセミナーにはよく来てくれていて、エクスマは教育に役立つと言っていたのです。
とうとう北海道の塾に来てくれました。
いつも「教育界にエクスマを!」って言っていた。

岩岡先生

岩岡先生

相談しやすい環境でいじめを事前に発見

旭川工業高校生徒指導部では「絆ネット」という、安全・安心のネットワークがあり、生徒指導にとっても役立っている。
「絆ネット」は、生徒たちがいじめや暴力、体罰など、自分の安全や安心を脅かされている状況だと感じた場合、メールで相談できるといもの。
24時間いつでも受けつけていて、相談メールを受け取ると生徒指導部では秘密厳守しながら個別に対応する。
校舎のいたるところに、わかりやすいポスターが掲示してあり、生徒へ告知しています。

キミは独りじゃない

たった独りで悩んでいるキミ
自分を守ることに限界を感じる前に「絆ネット」に相談メールを!!
必ず解決の道があります。

2013年の夏から運用していて、これまでの相談で、いじめの早期発見につながったり、警察署と協力して暴力を未然に防いだり、成果が出ている。
「いじめが成立してからでは遅いのです。致命的な結果にならないためにも、相談しやすい環境を作ることが大切」と岩岡さん。

北海道の経済誌に掲載された記事

北海道の経済誌に掲載された記事

確かに、昨今の少年犯罪のニュースを見るたびに「もっと周りの大人が気づいていたら」とか「大人に相談してくれたら」って思うことがしばしば。
神奈川県川崎市の少年殺人事件は、記憶に新しい。
あの時には、この「絆ネット」の取り組みが、NHKの全国版のニュースに大々的に取り上げられ、岩岡さんがTVに出ていました。
その後にも地元経済紙なんかにも取材されています。
こういうネットワークを構築している学校は、全国的にも珍しいことだそうです。

エクスマの講演会がきっかけ

実はこの「絆ネット」、エクスマがきっかけだったのです。

2011年3月。
震災の数日後、ボクは旭川中小企業大学校というところに呼ばれて、エクスマの講演をしました。
その講演会にたまたま来ていたのが、岩岡教諭。
ボクの話しに感銘を受けたそうです。
そして、エクスマを教育に活用することをその場で思いつき、すぐに行動したんです。
たとえば…

「モノを売るのではなく、体験を売る」を教育の現場に落とし込んで考えた。
「モノ=勉強」
「売る=教える」
「体験=笑顔」
「売る=提供する」
「勉強を教えるのではなく、笑顔を提供する」

そしてエクスマを、さまざまなことに落とし込んだ。

「価値を相手に伝え行動を促す」
「発信し続けなければ意味がない」
「生徒との関係性が重要」
「忘れららない努力」
「価値を伝えるコミュニケーション」
「伝えるためには言葉が大事」

などなど。

そういう取り組みのうちに構築することになったのが「絆ネット」だったんです。

「生徒指導っていうと、厳しいペナルティや処罰をするイメージがありますが、本来の仕事は、子供たちの安全・安心を守り、自ら生活できる力を身につけさせることなんです。そのためには関係性、子供たちとのコミュニケーションがなければ、生徒指導は成り立たないのです」

岩岡先生は、そう言っていました。

いじめられる子がいなくなる。
傷つく子供がいなくなる。
そういうコトに少しでも、エクスマが貢献できているって、なんだかうれしくなりました。
悲しい思いをする子供が、少しでも減って、子供たちみんな笑顔で過ごせますように。
心から祈願します。

ありがとうございます。

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藤村 正宏
北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」

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