SNSで語られなかったら、存在しない時代

短パン社長はSNSの達人

今日の午後、渋谷の映画館で、アパレルメーカー「株式会社ピーアイ」の奥ノ谷社長(短パン社長)と一緒に、アパレル業界の方々向けのセミナーをやります。

短パン社長は、Facebook、Twitter、ブログで、毎日たくさんの人と交流しています。
その交流の中で、新しい商品を開発しました。

スエット素材のボーダー柄の短パン。
オックスフォードシャツやTシャツ。
カシミアのマフラーなどなど。
現在までに14アイテム。
「Keisuke Okunoya」ブランドです。

Keisuke Okunoya

Keisuke Okunoya

一連の商品を、SNSだけで告知して、SNSで注文を受け、それから製作して販売しています。
決して安売りしていないのに、信じられないほどたくさん売れている。
多くのアパレル業界が苦戦している状況なのに、短パン社長の商品は絶好調。
販促費はゼロ。
店舗もないし、ネットショップもない。
これはまさに「あなたがいいっていうのなら、買うよ」という関係性を作り出した結果なのです。

ファッション業界の革命といってもいいくらいの売り方です。
世界初の「関係性ブランド」と言えるでしょう。

SNSで語られよう

ビジネスでSNSを活用するために一番大切なことは売り込みをやめることです。
目的は、関係性を継続的に構築していくこと。
それがSNSのビジネスモデルなのです。
あなたの発信に共感してくれた人と、ゆるやかな関係性を作り、その中からファンやサポーター、エバンジェリストになっていく人を作り出していくこと。

「共感」がキーワードになる

お客さまとの関係性を構築するためのキーワードは「共感」です。
いかに共感してもらえるかといこと。

あなたが、ターゲットになる人々に、有益な情報や役立つ情報、興味ある情報を発信し、交流することで、そこに「共感」が生まれやすくなります。
そして、共感が生まれることで関係性が深くなっていくのです。
SNSが普及した現代社会、この「共感」がとっても大切になってきます。

Facebookで企業目線の投稿や広告は厳禁

Facebookで売込みばかりしている企業があります。
あるいはしつこい広告ばかりしているところがある。
自分の目線で、自分の情報ばかり。
それは、効果がありません。
効果がないどころか、嫌われるという逆効果になってしまいます。

そんなのリアル社会で考えたらわかりますよね。
いつも自分目線で、売込みばかりする人は嫌ですよね。
それより、いつも面白い話をしてくれる人、知らないことを面白く教えてくれる人、あなたと共通の話題で盛り上がる人、あるいはあなたの話を面白がって聞いてくれる人。
そういう人とは時間を共有していて、とっても楽しいですよね。

それが「共感」するってことなんです。

共感する情報を届けよう

人々が共感する情報っていうのは、その情報で生活が楽になったり、問題を解決したり、よりよい人間関係を築くことができたり、自分が他人によく見られることであったりと、常に自分にとっての良い情報なのです。
企業視点の情報ではないってことです。

あなたがあなたらしい情報を発信することで、「共感」が生まれるのです。
まず「共感」を作り出しましょう。
それがものすごく大事なこと。

選択可能情報が爆発的に多くなっている時代。
企業主体の情報は、見られずに、あるいは気づかれずに、スルーされてしまいます。
でも信頼している友人からの情報は耳を傾けるのです。
ただ一方的な発信ではなく、しっかりとコミュニケーションすること。

現代のビジネスでは、SNS上で語られることがなかったら、存在しないのと同じ意味になる。
それくらい意識したほうが、これからのビジネスは上手くいくのです。
まさにSNSは重要なツールになってきたということ。

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藤村 正宏
1958年、北海道釧路生まれ。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。集客施設や企業のコンサルティングを行っている。コストをあまりかけない、誰でもカンタンにできる手法で、圧倒的な成果をあげている。 執筆活動、講演活動もする。現在フリーパレット集客施設研究所主宰。

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