未来は予想以上に早いスピードでやってくる|会社も変わらなきゃ

15年もコンサルしているんだ〜?

昨日はカメラのキタムラさんの「わくわく会」でした。

午前中から午後まで「子供写真館スタジオマリオ」。
午後から夕方まで「カメラのキタムラ」。
販促やSNSのミーティングです。

わくわく会

わくわく会

冗談みたいなことを言ったり、話が横道に逸れたり、おもしろい話になったりしていく。
でも、そういうのがとっても大切なんだなっていつも思うんです。
意見を出し合うのも、みんな笑顔だし、雰囲気は楽しい。
上場企業の会議としては、けっこう珍しいのかもしれません。
かなりカジュアルというか、フランクというか、会議とは思えません。

昨日聞いたら、ボクは2001年からコンサルタントしている。
今年で15年になるわけです。
長く仕事しているんだなって思う。

かつてフィルムを現像して焼き付けするというサービスがあった

15年前とはずいぶん環境が変わりました。
その当時は、まだまだフィルムカメラがありました。
「写るんです」とかのフィルム一体カメラもまだまだたくさんありました。
ということは、キタムラさんの売上の中でも、DPEがかなり。
その後デジタルカメラが全盛になり、スマホの時代になり、環境が激変していったわけです。
街にたくさんあった「DPEショップ」も、ほぼ姿を消しました。
キタムラさんも、今の主流の商品サービスは、カメラやカメラ用品以外だと、たとえばスマホ関連だったり、スマホで撮影した写真を写真集にするフォトブックだったり、子供写真館だったり、年賀状作成だったり。

フィルム

フィルム

会社って同じことをやっていたら、世の中から必要とされなくなる。
世の中の流れや環境の変化にいち早く気づき、新しいことをやらなければね。

2012年に破産法を適用した、カメラ業界最大手「コダック」を思い出します。
デジタルカメラが世の中をどう変えてしまうのかを気づかなかった。
というか、まさかフィルムがなくなるなんて思っていなかった、というか考えたたくなかったというのが正解。
皮肉なことに、コダックが世界で最初にデジタルカメラを発明した会社なのにね。

一夜にして業界が変わるかもしれない

テクノロジーが既存のシステムを一瞬のうちに破壊して、そこにあった仕事を変えてしまうこともおきています。

Amazonは既存の書店の仕事を変えました。
実際にリアルの書店がどんどん廃業・倒産しています。
音楽ダウンロードは、ミュージシャンのビジネスモデルを変えてしまいました。
パッケージとしてのCDの販売ではなく、LIVEをして物販をするというビジネスモデルになっている。
3Dプリンターの登場で、歯科技工士やモデリング職人の仕事が奪われる。
宇宙ステーションに3Dプリンターを持ち込み、その時に必要な工具を作ってしまう時代です。

もしかすると、いずれ、自分に一番似合う髪型にカットしてくれて、染めてくれる、そういう「全自動美容サロン」なんかができるかもしれない。
誰よりも技術があって、お客さま一人ひとりに適合した髪型を完成させてくれて、早く安くできたら、今の美容院の半分くらいは消滅するかもしれません。
ある日突然、誰かがそういう美容ロボットを開発して、廉価で流通させたら、美容師の仕事は、ある日突然、なくなる。
そいう日が来ないとは、誰も言えないような状況なのです。

誰もがそういう時代にいるということ。
ITビジネスをやっている人だけでなく、どんなビジネスでも、大企業も中小企業も。
町の果物屋さんだって、ラーメン屋さんだって、専業主婦や隠居したおじいさんだって、既にそういう未来に生活しているってこと。
そしてその未来は、想像以上のスピードで広がっているのです。

でも、仕事がなくなるだけのマイナス面だけじゃなく、新しい仕事もどんどん登場してくるってことです。
すごく面白くてわかりやすい動画の学校。
工具作製のデータを販売する印刷会社。
食品スーパー向けアプリ開発業。
などなど・・・。
常識や既成概念を捨て去ることができたら、面白くてエキサイティングな仕事を生み出すことができる時代でもあるのです。

キタムラさんのわくわく会に出ていて、未来は予想より早く押し寄せているんだなって感じていました。

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藤村 正宏
北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」

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