多くの学校教師が失業する|テクノ失業時代

オリラジのあっちゃんが神がかり的な授業をした

先日しくじり先生という番組で、オリエンタルラジオのあっちゃんの授業がすごかった。
冗談抜きで、超絶だった。
50分の授業で、マルクスの「資本論」を解説し、さらにソビエト連邦の誕生と崩壊を解説していました。
最初、マルクスにも資本論にも興味がなかった生徒(芸能人や芸人)さんたちが、終わる頃にはしっかりと理解して、テンションが高まって、すごい興味も持っていた。

オリラジのあっちゃんの講義

オリラジのあっちゃんの講義

たぶんあの番組の後で、マルクスの資本論がかなり売れただろうな。
そう思ったくらい、わかりやすく、楽しく、迫力がある授業でした。
ボクはその後YouTubeで5回くらい見ましたが、何度見ても面白かった。

これを見ていて思った。
もう先生はいらないんじゃないのってこと。

興味を持たせることが一番重要

数学でも物理でも歴史でも、こんなに面白く、楽しく、わかりやすく、授業をしてくれる先生っているはずです。
あの、今でしょ!の林先生や、わかりやすい解説をしてくれる池上先生なんかが思い浮かびますよね。
ボクもけっこうわかりやすく解説できると思う。

そういう先生の動画を見せるだけで、より楽しく理解が深まり、より興味を持ってもらえるようになる。
知識を教えるタイプの授業は、楽しく、興味を持つように教えてくれる先生のほうが、ずっといいわけです。
授業を受けることがエンターテインメントになるのですから。
学校が楽しくなりますよね。

小学生のころから、面白い授業、楽しい授業を受けていると、日本人の知識はすごいものになると思う。
教育レベルがものすごく上がり、物理や数学、歴史や文学に興味を持つ人間が今の100倍くらい増えると思う。
すべての授業を、面白い授業にするために、動画にすればいいのです。

さらに、思ったことがあります。
授業はすべて動画。
学校という建物やリアルの教師も雇わない。
そんな学校が出てきて、人気になる日も近いなってこと。
実際に予備校ではそうなっているところもありますよね。
エキサイティングが時代になったと思う。

生き残れるのはどういう教師か?

今の時代「人間と人間のふれあいでしか教育はできない」とか「授業は真面目に、楽しいなんていうのはダメ」という古い考え方をしていると、どんどん時代から取り残されていく。
結果、日本の教育レベルが下がり続けてしまいます。

さらに人工知能やビッグデータが普及し、ひとりひとりの個別指導もきめ細やかに、適切にロボット先生がやってくれる。
そうなっていくのは、容易に予想できる。
だって、そのほうが一人一人の個別ケア、学習レベルに合わせた指導ができます。

そんな時代になった時に生き残るのは、どういう先生か?
ただ知識を教えるだけの教師は職を失うか、一生安い給料で、下働きをしなけばならない。
一生ロボットのアシスタントです。
教師になったら一生安泰と思って教師になった人にとっては、辛い時代になる。
知識やスキルは人間でなくても教えられるのですから。

だからこれから価値のある教師というのは、知識やスキルを楽しく教えてくれる人か、人間にしかできないことを教えてくれる教師なのです。
人と人とのコミュケーション、遊び、社会との関わり、他者との関わり、いい人柄になることの大切さ、真理、などなど、たくさん教えることはある。
知識やスキルよりも、そっちのほうが生きていく上では大切なことだから。

テクノ失業が教師の間でもどんどん増えると思う。
あっちゃんの「マルクスの資本論」の授業を見ていて考えていたのは、概ねそんなことです。

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藤村 正宏
北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」

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