「津久井やまゆり園」の殺傷事件は他人事ではない

「異常」なこと、で終わらせてはならない事件

今朝Facebookに投稿したところ、ものすごい反応があったので、ブログにも書きます。
たくさんの人に気づいてほしいから。

神奈川県の模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」の殺傷事件は、重度の障害をもっている娘を持つ親として、本当に心が痛みます。
他人事ではありませんから。
うちの長女もこういう施設に通っています。
長女は、自分で動けないし、逃げることもできない。
反抗することも何もできない。
それを想像すると、胸が張り裂けそうで、眠れませんでした。

亡くなった方のご冥福をお祈りします。
怪我をされた方の1日も早い回復もお祈りします。

「祈りなんて意味がない。必要がない」っていうことを以前どこかで見たことがありますが、それでも祈らずにはいられません。
祈ることは寄り添うことだから。

サルスベリ 好きな花木です

サルスベリ 好きな花木です

「障害者は安楽死させたほうがいい」とか「いないほうがいい」とかいう、自分勝手な理由で身勝手な行動をしている。
自分の主張を、あたかも正義のように考え、ああいう行動をする。
許されない行動だし、そういう人間がいるってことが、悲しくてしょうがありません。

どんな障害をもっていても、どんなに自分の脚で歩けなくても、自分でご飯が食べられなくても、彼らは生きていることだけでも、とってもうれしいのです。
どうしてみんなに優しくできないのでしょう。

インターネットで誹謗中傷している人も同じ精神構造

そして、インターネットの中で、ひどい批判をしたり、口汚いことを書いている人間も、あの犯人と似たような思考になっているんじゃやないかと、恐ろしくなった。

現代社会は、インターネットが多くの人を苦しめ、時にはその命を奪うことすらある。
誹謗中傷の嵐、いわれのない嘘いつわりの悪口雑言。
それがインターネットから突然襲いかかってくる。

ボクやエクスマが批判されたりすることもあります。
理由なき誹謗中傷もあります。
悪口や批判もあります。
そんな時には、
「何かボクの発信で傷つけたかな」
「配慮が足りなかったな」
「相手の気持ちをわかってあげられなかった」
「こうすればよかった」
などなど、反省することや後悔することは山ほどあります。
そして心の中で反省して、謝罪しています。
そういうものでも、自分を内省するきっかけにする。
それを糧にしていけるから。

でも、それは普通に生活している善良な人たちにも、老若男女の別なく、突然悪意が向けられる。
何の罪もない小さな子供にさえ降りかかってくるのです。
そんなのは、いたいけな子供たちには耐えられるはずもありません。
多くの人がインターネットの誹謗中傷の苦しみで、命を絶っているのです。

自分の主張だけが絶対、他人の思想は絶対認めない。
言論の自由だから、何を言っても自由だ。
おもしろから、腹が立つから、いじめてやろう。

インターネットで口汚い言葉で批判している人間は、そんなことを思っているのかもしれませんが、それで傷ついている人たちをたくさん作りだしているわけです。
そんなので社会が良くなるわけがありません。
そういう人たちと、今回の犯人とは、本質的には同じ精神構造をもっているんじゃないかと、恐ろしくなったわけです。

誹謗中傷している人の投稿に、「いいね!」とかしている人や、コメントで「あ〜すっきりした!」とか言っている人も、それに加担しているのと同じということ。
それを自覚することが大事です。
自分の投稿に責任を持つことが現代SNS社会の大人の思考です。

インターネットで批判している人たちにとって、一番いいようになるように祈っています。

僕たちは人々が明るくなり、元気になって、笑顔になる投稿を心がけましょう。

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藤村 正宏
北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」

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