集客を気にするより面白がることが大切|エクスマ新春セミナー

セミナーでは演劇を上演

エクスマ新春セミナーの余韻が消えません。

500名以上の方々が参加してくれました。本当に感謝です。
1度ブログに書いて、FacebookとTwitterに2回ずつシェアしただけです。
さらに、塾生さんたちには、一度も「集客して」って言わなかった。
集客は気にしなかった。
ただ面白そうだったからやってみようと思った。

エクスマスタッフの、ゆかりんこと佐藤ゆかりさんがFacebookに投稿したのを見て、「あ、そういえば一度も集客してとか、ブログでシェアして、とか言わなかったな」って気づいた。

一斉自撮りする参加者(佐藤ゆかりさん撮影)

一斉自撮りする参加者(佐藤ゆかりさん撮影)

佐藤ゆかりさんのFacebookの投稿<一部>

一年ぐらい前のこと。ある日、師匠 藤村さんが、ぼそっとこう言ったのです。
「昨日さぁ、狛江で700人ぐらい入る会場をおさえて来たんだよね〜。来年の新春セミナーはそこでやろうと思って。」って。
しかも、「何人ぐらいの人が来てくれるかな〜。200人?300人来てくれたら凄いよね。芝居とかできたらいいな〜。おもしれーだろうな〜。」
と無邪気な少年のような眼差し(笑)このことを思い出し、あ、そうか、これも藤村さんの「遊び心」だったんだなと思いました。
だから、「集客して〜!」とは塾生さんにも言わず、とにかく楽しみたいと先日のセミナーに至ったわけです。
「遊ばざるもの働くべからず」は藤村さんの座右の銘ですもんね。

やっていて楽しくて、刺激的で、実験的で、こういうセミナーはエクスマしかできないんじゃないかと思うくらいでした。

一応ビジネスセミナーですから、役立つ話は当たり前です。
ビジネスのヒントは、脳みそが爆発するくらい、たくさんあったと思う。
それだけじゃなく(自分で言うのもなんですけど)とっても面白かった。

一度に内容を紹介するためには、本当にビジネス書一冊ぶんくらいになりそうです。
だから追い追いブログに書いていきます。

セミナーのスタートでは、緞帳の前で僕が挨拶するところから始まりました。
緞帳が上がると、舞台では演劇が始まる。
もちろん、ただの演劇ではありません。
現代の激変する環境で、人間の仕事とは何か、好きを仕事にするというのは何か、AIやロボットではなく、人間ができる仕事とはどういうものか、などのテーマを持った演劇です。

僕が台本を書いて、演出をして、塾生の経営者さんたちに演技をしてもらいました。
忙しい経営者の人たちなので、なかなか集まって練習できませんでした。
それぞれがセリフや流れを覚え、3回くらいしか練習していませんでした。
それも誰かが欠けている。
全員が集まったのは1回だけ。
あとは当日でした。

完成度はなかなかのものでした。
完璧ではありませんが、とても受けていた。
爆笑の渦って感じです。

セミナーで演劇。
これは僕の長年の夢でした。

演劇っていうのは、とってもビジネスに気づきのある芸術だと思っています。
若い頃から。
僕は高校生3年の頃に「演劇」を志し、大学は明治大学文学部演劇学専攻でした。
実際に大学4年間と社会人になってからも、劇団で芝居を創っていました。
その皮膚感覚で、仕事やビジネスに役立つと確信していたのです。

演劇がビジネスにとても役立つ理由

芝居の様子(佐藤ゆかりさん撮影)

芝居の様子(佐藤ゆかりさん撮影)

演劇というのは、演技力、演出力、シナリオ力、チーム力が養われる。
だから経営者やビジネスリーダーの人は、芝居を創ってみると、普通の勉強では気づかないことを気づきます。

演技力というのは個を出す力です。
ただ目立てばいいというのではなく、相手がいることですから、コミュニケーションしながら、自分が与えられた立場で、最大限、個を出していく。
その力です。

演出力というのは俯瞰してみる力。
全体を考えながら、詳細を見ていく。
そして面白いもの、感動的なもの、物語をクリエイトしていく。
これはビジネスにおいてとっても大切です。
会社をどう演出していくのか。
ビジネスをどう演出していくのか。

シナリオ能力は物語を作っていく力。
マーケティングも経営も物語です。
シナリオを書いて、その物語をビジネスの世界で作っていくものです。
その物語でお客さまや世の中を巻き込んでいく。
物語がなければ、独自の価値を生み出すことはできません。

チーム力は言うまでもありませんよね。
演劇はたとえ一人芝居でも、たくさんの人が関わる芸術です。
チームで作り出していくものです。

人間的なことをおろそかにしないこと

でも、役立つとか役立たないとかを議論するのは無意味なことです。
面白いか面白くないか。
今の時代はそれが大事。

だってもう以前の資本主義が限界にきているのですから。

経済も経営もマーケティングは数学的なモデルしか関心を示してこなかった。
文化や芸術、哲学や宗教などは関係ないと無視し続けてきた。

それが今のビジネスをギスギスした、本当につまらないものになり下げてきた。
文化や芸術、哲学や宗教などから、マーケティングや経営の勉強と同じくらい、いや、それ以上のものを学べるのです。

従来のビジネスは人間的な要素をおろそかにしてきた。

これからもエクスマは、ビジネスには一見無駄に見えるものをたくさん取り入れ、楽しんで業績をあげる経営者やビジネスリーダーを作り出して行きます。

今は関係性資本主義。
つながりの経済なのですから。

新春セミナーの芝居を振り返って見て、そう決心しました。

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藤村 正宏
1958年、北海道釧路生まれ。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。集客施設や企業のコンサルティングを行っている。コストをあまりかけない、誰でもカンタンにできる手法で、圧倒的な成果をあげている。 執筆活動、講演活動もする。現在フリーパレット集客施設研究所主宰。

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