感性を磨くために選択基準を|マイルス・デイヴィスの生き方

選択の基準は生き様である

ボクらは、毎日のように選択をしている。
大きい決断から、小さな選択まで、日々選んでいる。

まさに選択の連続といってもいい。

何を食べようか、どの道で行こうか、どの色の服を買おうか、どの仕事をしようか。
何かを判断するときに、どういう判断基準をもつかは人それぞれでちがう。

ボクなんかは、「面白いか?面白くないか?」それが基本的な判断基準になっていることが多い。
そうすると、新しいことを始める時にも、面白くなるように考えたり、プランニングをする。
だからビジネスセミナーも会議室じゃなく、ライブハウスやダイニングレストランでやる。
渋谷のライブハウスでやるときには、昼間からアルコールも飲めるし、音響もいいから楽しい。
いつもそんな基準で選んできたなと思う。

でもそんな選択基準は、世の中との乖離を生み出すこともある。

「昼間からビールを飲みながらのセミナーなんて不真面目だ」と思う人もいるだろうし「仕事を楽しむなんて、甘いんだよ」という人もいる。

そういう人を否定するつもりはない。
色々な価値観があって、豊かな社会になっているのだから。

「格好いいか? そうでないか?」

「カッコいいかどうか」
人生すべてを、そういう価値観で生きたのが、ジャズトランペット奏者、マイルス・デイヴィスだった。
マイルスが超売れっ子のジャズミュージシャンとして、どんどん売り出し中の若いころのエピソードが残っています。
ライブが終わったあと、ライブを聞いてくれていた友人に訊ねた。

「どうだった?」
「もちろん、素晴らしい演奏だったよ」
「そうじゃなくて、今日の俺の新しいスーツだよ」

当時のジャズメンはクールで格好よかった。
中でもマイルスは、特別、格好良かったのだ。

「カッコいいか、そうでないか」

それは生き様って言ってもいい。

高校生の時にJAZZに出会って、それからジャズ喫茶「ジスイズ」でたくさんのJAZZとコーヒーにおぼれた。
なんだかJAZZだけが、ボクを理解してくれるって、思っていた。

マイルス・デイヴィス「Kind of Blue」

「カインド・オブ・ブルー」
マイルスのアルバムの中でも、超がつくほど、有名盤。
高校生のころに、たくさん聞いた。
そして今でも聞いている。
JAZZ初心者もマニアにも、とっても評価が高い。
まちがいなく、マイルスの最高傑作のひとつ。
抑え気味の演奏で、洗練され、おしゃれで、実に都会的。
そして、とってもカッコいい。

世界で一番売れている、ジャズのアルバム。
今でも、毎年世界中で40万枚以上売れている。
マイルスが「モード奏法」を確立した記念すべきアルバム。
20世紀音楽史上の最大傑作。

などなど・・・評価が高い。

この「カインド・オブ・ブルー」については、たくさんの人がたくさん語っている。
でも、ある意味、そんなことはどうでもいいこと。
この演奏の前では、理屈や理論など、まったく意味をなさない。

ともかく・・・いい。
そして、結局・・・カッコいいものは、カッコいいのだ。

SNSは生き様が出る

ボクたちは、毎日、SNSを使ってさまざまな人たちと交流する。
Facebook、Twitter、Instagram、・・・。

たくさんの人たちの発信やコメント、写真などを見ると、その人の生き様が伝わってくる。

「この人はセンスがいいな~」
「この人は自分が大好きなんだな~」
「この人はきっとこういうことを大切にしているんだな」
「この人は他人を楽しませることが好きなんだな」

何が格好良くて、何が格好悪いのかを子供のころから意識してきた人の写真はやっぱり格好いいし、美しいものが好きな人の写真は、それが伝わってくる。

SNSは、無意識に生き様が出る。
そういうツール。

心の動きが人生を決定する

人生は選択の連続。
あなたは無意識のうちに、毎日たくさん選択している。

食事をするにも、誰かに声をかけることも、時間をどう過ごすかも、電車でどの車両に乗るのか・・・
小さな選択から大きな選択まであなたはいつも選択している。

そして選択を間違えると、知らず知らずのうちに不幸な結果になる。
一番いいと思った選択が、あなたにとって最悪の選択もある。
だから正しい選択をすることが大切。

選択は心の動き。
感情的になって、感情のまま選択するとそういう結果が現れる。
怒った感情で選択する。
イライラしたまま選択する。
落ち込んだまま選択する。
そういう選択はいい結果になることはない。

だからいつも心穏やかになっていること。

それが大切だな。

YouTubeリンクしておきます。
「Kind of Blue」から
「So What」(それがどうしたっていうんだ)

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藤村 正宏
北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」

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