講演は音楽ライブのようなもの セットアップリスト作りも楽しい

ライブハウスのエクスマセミナー

セトリ(セットアップリスト)作りも楽しい

今日の午後、福岡で薬メーカーさん主催の会で講演をします。

昨日、九州のお弟子さんの平松泰人くん(まちゃ)と食事をしながら、音楽ライブの話をしていました。
その時、彼が
「エクスマセミナーはまさに音楽ライブですよね〜」と言った。

まちゃと音楽ライブの話し中



僕にとって講演の仕事は大好きな仕事です。
まずたくさんの人の前で話すのが好き。
そして、エクスペリエンス・マーケティングの話をして、新しいビジネスの視点に気づいてもらうことが好き。
参加してくれた人が喜んでくれる。もちろんこれも大好きなこと。

最高の仕事だと思っています。

そういえば昔から何度も
「エクスマセミナーはミュージシャンのライブみたいですよね」
って言われたことがあります。
コロナ前までエクスマセミナーはほとんどライブハウスでやっていたし、音響とか音楽とか照明をこだわっていたから。

セミナーのスライドをつくる時も、音楽ライブのセットアップリストをつくように、楽しくつくっています。

音楽のライブって、ライブ全体のイメージを考えながら、曲順を決めていきますよね。
まずは定番のインパクトのある曲、その流れで夏の雰囲気のアップテンポな曲、そしてその後はバラードで会場を冷まし、新曲はこのタイミングで・・・
という感じで作っていくんだと思うんですよ。

講演やセミナーも、まずオープニングには、世の中を進化させてきた人たちは、常識に縛られない独自の個性を持っていた、から始まり、エクスマの定番のハッピー薬店のPOPと夏休み水泳教室にチラシ。
そしてモノではなく体験を売るという視点の持ち方を解説、その次の事例は・・・みたいにね。

そういうのも含めて準備段階から楽しい仕事です。
もちろん、ミュージシャンの新曲にあたる、新しい事例を創造しなければならない時もあります。
悩んだり、迷ったりすることも多い。
でも、ほぼ満足したセットアップリスト(講演スライド)ができると、早く話したくって、テンションが上がります。

そう考えてみると、僕のような仕事をしている人は、ミュージシャンと同じ、アーティストだと言えるよね。
今日はもう完成したスライドができています。
あとは僕のライブの力が発揮されたら、完璧なものができる。
ワクワクする仕事です。

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北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」
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