SNSの活用を「喜びのおすそ分け」だと捉えてみよう

人はいいニュースより悪いニュースが気になる

毎日の報道を見ていると、強盗だとか、殺人だとか、通り魔だとか。
あるいは、役人の言語道断な発言だとか、国際情勢の不安定なことだとか、悪いニュースばかりです。

そういうものが目につきやすいのは人の習性なんだから、しょうがないって言えば、しょうがないことなのでしょうね。
人は良いニュースよりも悪いニュースに関心を寄せるものです。

安全に暮らしたいという潜在的な欲求からくるものなんだろうなって思う。
だからある程度理解はできます。

でも、楽観視できないのはここ数年、よりその傾向が顕著化されてきているように思うこと。

世の中はシンプルに、明るい情報が多くなれば明るくなっていく。
暗い情報が増えれば、暗くなっていく。
そう思いませんか?

それなのに、無意識のうちに暗いニュースが気になり、そればかりをSNSなどで広めてしまうことがある。

人ひとりの力は自分が思うより大きいのです。
世の中が明るい方向に向っていくイメージを持って発信することが大切なんだろうなって思う。
なんてこと言っている僕も、ウクライナ戦争のニュースをTwitterでシェアしたりしているから、人のことは言えないですけどね。

SNSの「いいね!」っていうのは明るいイメージを拡散するために使った方がいいですよね。
人ひとりの持つ影響力は思いのほか大きいのですから。

毎日の生活の中には、何気ない喜びがたくさんあるはずです。
Facebookが世界に広まったのは、スタート時、いいね!ボタンしかなかったから。
これは革新的な仕掛けだったと思います。
「喜びのおすそ分け」のようなイメージ。
現在は他のボタンもありますが、確実に初期の判断が今に繋がる文化をつくっている。
だから、Facebookでは、誕生日などのお祝いごとの投稿は、たくさん表示するようなアルゴリズムになっていますよね。

何気ない喜びを共有する文化。

ボクのニュースフィードはいつも友人達の笑顔が心地よく循環しています。
Facebookは、最近色々と叩かれていますがボクは感謝しています。

未来を明るくしていくのは、一人ひとりの日々の何気ない発信にかかっている。
SNSの活用を喜びのおすそ分けって捉えてみる。
少しずつ、世界が喜びで溢れていくイメージです。
みんながいつも心を明るくなれば、明るく素晴らしい世界になると思うから。

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北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」
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